卑弥呼の密室

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  • サイズ B6判/ページ数 378p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396634261
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

邪馬台国とは何だったのか? 現代の不可能殺人が導く、その正体―― 驚愕のトリックで贈る本格歴史ミステリー!

女王は殺された!?
邪馬台国とは何だったのか? 現代の不可能殺人が導く、その正体――
驚天動地のトリックで贈る本格歴史ミステリー!

「邪馬台国を見つけた。『親魏倭王』の金印を見た……」
歴史研究者だった祖父の言葉を糸口に、ライター黒覇王樹が“魏の使者の目的は女王暗殺だった"という説を発表した直後、何者かに襲撃される。危機を救った謎の美女上偶一十三は、祖父の研究仲間鏡英輔の子孫に黒覇を引き合わせた。
日本が太平洋戦争へと突き進んでいた時代、祖父と鏡は、卑弥呼の墓を守り続けているという者たちに接触していたのだ。邪馬台国の末裔を称する彼らには、“卑弥呼が密室で殺された"という驚くべき秘密が伝えられていた。
黒覇が墓の発掘を依頼され、山中の村を訪れた夜、女王として君臨する老女を潜入者が襲う。さらに、拘束したはずの暴漢が密室で死体となって発見され……。
邪馬台国の真の姿は? 執拗な襲撃者の正体は? 現代の不可能犯罪が、古代の密室殺人を解き明かす歴史推理誕生!

序章 倭人ハ帯方ノ東南ノ大海ノ中ニ在リ
第一章 始メテ一海ヲ度ルコト
第二章 南、邪馬台国ニ至ル
第三章 女王ノ都スル所
第四章 大イニ冢ヲ作ル
第五章 国中服セズ、更相誅殺ス
第六章 今汝ヲ以テ親魏倭王ト為ス
第七章 鬼道ニ事エ、能ク衆ヲ惑ワス
終章 政等ノ還ルヲ送ラシム

【著者紹介】
奈良県生まれ。龍谷大学卒。1990年「小田原の織社」(別名義)で第29回オール讀物推理小説新人賞を受賞。2003年「神国崩壊」』で第10回創元推理短編賞を受賞。著書は『砂楼に登りし者たち』『神国崩壊』『天命龍綺 大陸の魔宮殿』『君の館で惨劇を』

内容説明

「邪馬台国を見つけた。『親魏倭王』の金印を見た…」歴史研究者だった祖父の言葉を糸口に、ライター黒覇王樹が“魏の使者の目的は女王暗殺だった”という説を発表した直後、何者かに襲撃される。危機を救った謎の美女上偶一十三は、祖父の研究仲間鏡英輔の子孫に黒覇を引き合わせた。日本が太平洋戦争へと突き進んでいた時代、祖父と鏡は、卑弥呼の墓を守り続けているという者たちに接触していたのだ。邪馬台国の末裔を称する彼らには、“卑弥呼が密室で殺された”という驚くべき秘密が伝えられていた。黒覇が墓の発掘を依頼され、山中の村を訪れた夜、女王として君臨する老女を潜入者が襲う。さらに、拘束したはずのその暴漢が密室で死体となって発見され…。邪馬台国の真の姿は?執拗な襲撃者の正体は?現代の不可能犯罪が、古代の密室殺人を解き明かす歴史推理誕生!

著者等紹介

獅子宮敏彦[シシグウトシヒコ]
奈良県生まれ。龍谷大学卒。1990年「小田原の織社」(別名義)で第29回オール讀物推理小説新人賞を受賞。2003年「神国崩壊」で第10回創元推理短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あかり

16
ミステリー…歴史とサスペンスに加えてアクションらしき演出もあるのだが、面白い!という決め手が得られなかった。邪馬台国の謎、美女、怪しげな組織…物語要素たっぷりなのに、読後感があまりよくなかった。歴史好きな方にはいいかもしれない。接続詞が多いのが気になった。2019/04/17

Norico

6
豊臣探偵みたく、卑弥呼が探偵役で密室の謎に挑む!的なお話と思ってたら、現代で、卑弥呼の死の謎にせまるお話。国家間の陰謀までからんできて、ド派手な展開。上宮家がなんかこわい2023/06/04

御光堂

2
歴史ミステリーかと思わせてただのアクションものだった。銃撃戦があり人がバタバタ倒れる。卑弥呼の墓(九州の山奥にある)を守り続けてきた邪馬台国の末裔がいるという設定がもう胡散臭い。敵の黒幕が中国の工作組織というのもいかにも今時風。滅法強い絶世の美女のヒロインが探偵役で、主人公格の冴えない歴史ライターがワトソン役。2018/04/19

K_apela

2
最初はワクワクしながら読み始めたが、途中で何だかわけがわからなくなり?テーマは良いのに内容が今一つでした。2015/05/10

ほにょこ

2
★★★ 卑弥呼の時代の話かと思ったらほとんど現代の話でちょっとがっかり。 面白いトリックもありましたが、ミステリーとしてはあまり楽しめず。 2014/01/28

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