内容説明
幼馴染みの僕たちは、もうすぐ高校を卒業する。華々しい高校デビューを企むも、敗れ続けた3年間。―このまま適当に終わっちゃっていいのかよ?人生最高の別れを迎えるために、僕らはサンダーボルト号に乗り込んだ!!
著者等紹介
早見和真[ハヤミカズマサ]
1977年、神奈川県生まれ。大学在学中よりライターとして活躍。2008年、補欠部員の高校球児を描いた『ひゃくはち』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ウッディ
96
又八、ジン、ジャンボ、ネズミの4人組は高校の卒業式でバンド演奏を約束する。大雪予想で帰京できないかも知らないジンを迎えに行くため、又八とジャンボは中古のセルシオ、サンダーボルト号で1号線を西に向かう。おバカだけど、憎めない高校生たちの破茶滅茶な冒険物語は意外な面白さでした。「イノセントデイズ」の作者だと思えないようなハッチャケぶりでありながら、散りばめられた伏線はキチンと回収され、爽やかな読後感でした。女優の卵、風俗嬢、片想い女子のエピソードもコミカルタッチながら切なく、とても面白かったです。2019/03/09
takaC
68
何!?続き物なのか!?続きが書かれないと、夢子アッヘンバッハが気になってしょうがない。翔子ちゃんは東京でお留守番なのか?2015/04/02
オーウェン
58
高校デビューに失敗して無為な3年を送った又八。 そこで親友のジャンボと共に、もう1人の親友ジンが受験する岡山まで車を飛ばし会いに行こうとする。 それは卒業式まで39時間の旅。 やけっぱちで行くような旅かと思ったが、童貞卒業を目指すだとか、その目的が高校生らしくバカバカしい。 次第に女性が次々車に乗ってくるのもおかしい。 ただ最後には又八の出生の話になり、そこから卒業式へとなだれ込む。 新たな旅が続く出発な終わり方は良かった。2021/01/27
ミーコ
52
イノセント・デイズがとても衝撃的で 追っかけてる作家さん。4冊めを読了。おバカな高校生のお話ですが ちょっとノリに付いて行けず・・・。既に記憶が薄れてしまってます(汗) サラッと読める1冊です。2018/07/17
nanasi
42
読了。記録忘れ。2014/09/02