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天狗照る 将軍を超えた男―相場師・本間宗久

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  • サイズ B6判/ページ数 329p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396634025
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

吉宗も獲れなかった
もう一つの「天下」

将軍・徳川吉宗に、唯一「予の意のままにならぬもの」と言わしめた米相場――帳合米商(商品先物取引)は、当たれば一粒の米も持たずに百万石を転がすことさえ可能になる一方で、失敗すれば破産の危機と隣り合わせだった。
そして、この命がけの商いに“自由”と“希望”を見出した男がいた。
酒田の豪商「新潟屋」に生まれた本間伝次、後の宗久である。
伝次が編み出した、百戦百勝の法とは?
本間家の勃興を支え、「出羽の天狗」「相場の神」と呼ばれた天才相場師の若き日!

内容説明

将軍・徳川吉宗に、唯一「予の意のままにならぬもの」と言わしめた米相場―帳合米商(商品先物取引)は、当たれば一粒の米も持たずに百万石を転がすことさえ可能になる一方で、失敗すれば破産の危機と隣り合わせだった。そして、この命がけの商いに“自由”と“希望”を見出した男がいた。酒田の豪商「新潟屋」に生まれた本間伝次、後の宗久である。伝次が編み出した、百戦百勝の法とは?本間家の勃興を支え、「出羽の天狗」「相場の神」と呼ばれた天才相場師の若き日々。

著者等紹介

秋山香乃[アキヤマカノ]
1968年、北九州市生まれ。デビュー作の『歳三往きてまた』が新撰組ファンのみならず、時代小説ファンの支持を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

誰かのプリン

18
本書を読む前までは、本間三丘の活躍と本間宗久の活躍がごちゃごちゃに記憶しており、やがて全て宗久の活躍だと勘違いしていました。二人とも素晴らしい事跡を後生にまで残しました。★★★★★2018/10/31

松風

13
かなり順風満帆な人生に読めるけれど、それぞれが所与の運命を受け入れつつ、闘志を秘め続ける様は十分胸を熱くする。年度始めに気合いが入る。2014/04/07

蕭白

6
面白くて一気読みでした。個人的には、主人公が江戸に出てからの活躍も読んでみたかったです。2016/09/26

007

6
少年時代から常に「自分の力を試してみたい」と志を持っていた酒田の大店の五男坊の半生。相場師とか帳合米商いとか小難しい紹介文だったので、借りてきてからもちょっと敬遠していたのですが・・・いざ読み始めるとスラスラでさわやかな読後感でした。酒田全体が繁栄するように目を向けた結果、庄内一の豪商にのし上げたあたりは好感がもてました。2012/12/24

nori

4
Good. I expected story of 宗久 as rice trader, but it is one for No. 2 person of a big company in feudalistic age. I suppose topics of him after leaving Niigata Ya should be much more dramatic. I wonder the author considers to write final chapter.2013/07/09

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