内容説明
無数の時計が配置された不思議な回廊。その閉ざされた施設の中の時計はすべて、たった一つの例外もなく異なった時を刻んでいた。すなわち、一分ずつ違った、一日二四時間の時を示す一四四〇個の時計―。正確な時間を示すのは、その中のただ一つ。夜とも昼とも知れぬ異様な空間から脱出する条件は、六時間以内にその“正しい時計”を見つけ出すことだった!?神の下すがごとき命題に挑む唯一の武器は論理。奇跡の解答にはいかにして辿り着けるのか。極限まで磨かれた宝石のような謎、謎、謎、!名手が放つ本格ミステリ・コレクション。
著者等紹介
法月綸太郎[ノリズキリンタロウ]
1964年松江市生まれ。京都大学法学部卒。在学中は推理小説研究会に所属し、88年に『密閉教室』でデビュー。2002年「都市伝説パズル」で日本推理作家協会賞を、また『二の悲劇』(祥伝社文庫)以来十年ぶりの長編『生首に聞いてみろ』で05年の本格ミステリ大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
73
短編集。何といっても表題作が一押し。後はダブルプレイなんかがイイ。2013/10/01
紅はこべ
70
都築道夫への愛に満ちた一冊。ラストの一編は「間違いの喜劇」ならぬ「間違いの悲劇」。ドン・イシドロの名と出会えたのは望外の喜び。基本的に法月さんの作品にはまるのは、本格ファン、ミステリ好きだけ。ロジックに特化した表題作なんか特にそう。2016/05/28
さっこ
61
短編集。バラエティに富んでいてどれも楽しい。特に表題作は、これぞ法月綸太郎といったロジックでとても面白かったです。
yucchi
21
【図書館本】ノンシリーズの短編集。『トゥ・オブ・アス』は『ニの悲劇』のデモ・バージョンということなので、そっちを読んでおくとより楽しめる。お気に入りは『ダブル・プレイ』と表題作。2014/09/19
うーちゃん
20
著者による丁寧なあとがき(法月氏のひととなりが窺えて好感度が上がる)にあるように、過去10年分のシングル・コレクションのような短編集。いまいちピンと来なかったものもあったけれど、全体的には愉しく読めた。「使用中」「トゥ・オブ・アス」がお気に入り。ミステリ色はないけど「猫の巡礼」も良い(法月氏の猫好きが窺えて好感度があg…以下略)。ただ読後はやっぱり、どかっとボリュームのある 法月綸太郎シリーズを読みたくなる。2014/04/21
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