感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
べすたん
15
中国の覇権主義が地理的な範疇を超えて経済の方にも影響を持つようになってもう随分長い時間がたった。残念ながらこの本のような中国の破綻はまだ起きてはいない。それがいいのか悪いのかは不明ではあるが、かの国の脅威は否応なしに増している状況であり、それが現在となっては中国の破綻は世界中の経済の破綻に直結してしまっている。この本は2006年の初版なのでかれこれ10年以上の年月が経っている現在だが状況は更に深刻に成ってしまった。今でもかの国は海洋資源目指して太平洋への出口確保に他国の領海、領空を侵犯している。そして必ず2017/01/10
emi
1
マジで面白かった。なにかと、今話題の中国。レアアース問題もしかり、日本企業へのTOBも怖い。中盤まで経済用語目一杯で、ちょっと頭痛くなりそうだったけど、読み応えある経済小説でした。2010/10/16
9landmine
0
2014年8月現在、まだ中国のバブルは崩壊していない2014/08/15
Fred
0
約10年前の国際経済環境を背景にした思考実験小説。 バブルはいつか崩壊するというのは歴史が語っているが、それがいつになるかは誰も正確に予測できない、と思う。2019/08/05
mystery#01
0
人民元の価値を巡っての攻防。経済面での世界の動きを小説で捉えるのには良いと思う。2019/07/07