内容説明
「地方のうまいものを食べて、地酒を呑んで、色街とあらば、ふっふっふっ、そのあとはひょっとして…」邪な著者が邪な思いを抱いて旅にでた―。遊廓の名残ある土地から、新興の過激風俗地帯まで、全国津々浦々、裏風俗のメッカを訪ね、呑み、かつ××した、あやしい記録。なにが邪か、それは読んでのお楽しみである。もちろん、裏ガイドとしても役に立つ。どう使うかは、あなた次第。
目次
和歌山・天王新地の巻―やり手婆がとつぜん突き出したもの
黄金町&堀之内の巻―桃色の蛍光灯の下、女たちの目線の強さ
町田・田んぼの巻―肌を剥き出した少女と気だるい女を隔てたのは?
高知・玉水町の巻―古びた旅館の二階からこぼれ出たもの
京都・五条楽園の巻―一見をこばむ闇のむこう
大阪・飛田新地の巻―美少女たちの化粧や髪型の謎
釧路&札幌の巻―滅び行く色街の残影
青森・第三新興街の巻―猥褻語溢れる、連絡船の遺した祝祭
宮崎・上野町の巻―あの球団選手も遊んだかもしれぬ色街
群馬県・太田の巻―いかなる街の風俗地帯にもないセンス
金沢の巻
松山・ネオン坂の巻
フィリピン・マニラの巻
パリの巻
福島県・小名浜の巻
ソウル・弥阿里&清涼里の巻
西川口の巻
三重県・A島の巻
著者等紹介
勝谷誠彦[カツヤマサヒコ]
1960年、兵庫県生まれ。砲弾飛び交う紛争地帯から、脂粉漂う誘惑の街、はたまた無人の荒野まで、世界を股にかけ、とぼとぼと歩き回る、根っからの取材好きの、紀行家である。ローカル線、日本酒など、旅、食に関するエッセイから、政治、国際問題まで論じるコラムニスト、写真家
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感想・レビュー
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