内容説明
大正六年(一九一七)、山東半島の青島を管理下に置いた日本は、第一次大戦の軍需景気に沸き立っていた。一方、連合国側はドイツ潜水艦Uボートの攻撃に晒され、甚大な被害を蒙っていた。英国は日英同盟に則り、地中海への艦隊派遣を要請、政府は巡洋艦を旗艦に駆逐艦八隻からなる第二特務艦隊を派遣した。艦隊は輸送船団の護衛、さらには被雷艦船への決死の救出活動を展開、その奮戦ぶりから、いつしか地中海の守護神と称賛の的となっていった…。若き日の山口多聞を主人公に、将兵たちの人間模様、世界情勢の俯瞰を絡めて高らかに謳い上げた日本海軍秘史ロマンの決定版。
著者等紹介
秋月達郎[アキズキタツロウ]
1959年、愛知県生まれ。早稲田大学卒業後、東映に入社。映画プロデューサーを経て、89年から文筆活動に専念。主に歴史に題材を採った浪漫小説を手掛けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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depo
1
図書館本。米ソ首脳により冷戦の終結が宣言されたマルタ島に、1つの墓碑があり、そこに日本海軍将兵66人の名前が刻まれている。中高時代、第一次大戦について、日本はドイツ領だったチンタオと南洋諸島を攻撃して勝利し、戦勝国となり、漁夫の利を得たとのみ習い、この碑のことは勿論日本海軍が英国の要請を受けて地中海に派遣され、ドイツのUボートから船舶を守ったと言うことは全く知らなかった。また、日本赤十字も英国、仏国、ロシアなどに医師・看護婦を派遣していたことも全く知らなかった。2022/01/07
pika
0
マルタ島に日本人の碑があったとは知らなかった。2010/05/14
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