陰の刺客

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  • サイズ B6判/ページ数 370p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784396631710
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

1839年初頭、清朝第八代皇帝・道光帝から密輸アヘン駆逐を命じられた欽差大臣(特任派遣大臣)・林則徐は北京から広州へ向かった。アヘン密輸で私腹を肥やす政府高官たちは、林則徐が買収に応じないことを知ると、これを除くべく“モンゴルの三鷹”と呼ばれる三人の刺客を放つ。迎え撃つは林の護衛として随行する宦官・“花進”。その正体は、大塩平八郎の蜂起に参加後、日本を脱出して中国に落ち延びてきた、もと大坂東町奉行所同心、花房一之進だった。秘剣“虎の骨”を遣う居合いの達人、一之進と刺客たちの壮絶な死闘が始まる…。アヘン戦争前夜、激動の時代を駆け抜けた男たちの数奇な運命を描き切った歴史冒険小説の傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっちゃん

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「アヘン戦争」を舞台として、捌き方によっては重厚な仕上がりになったと思われるが、しばらく前に日本でもベストセラーになった中国の作家、金庸の武侠格闘風であり、また往時の山田風太郎忍法帖の様式を踏んで、気楽にしかも興味深く読める娯楽作品である。第一級暗殺者の幻妖奇怪な殺法の数々。対するは紅顔の美青年、大塩平八郎門下エリートの必殺居合術。w 2003/02/24

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