将軍と木乃伊―江戸国学者・山崎美成の謎解き帳

将軍と木乃伊―江戸国学者・山崎美成の謎解き帳

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  • サイズ B6判/ページ数 291p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784396631512
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

側室四十人、子女五十五人と言われた十一代将軍・徳川家斉の治世。爛熟した江戸の文化人のあいだで、ひときわ異彩を放つ人物がいた。滝沢馬琴、平田篤胤ら著名人と親交を結び、幾多の社交場を主宰する薬種商にして国学者・山崎美成である。ある日、珍談奇談を持ち寄る兎園会で、会員の柳川藩士・西原梭江が「先日、大川(隅田川)で陰部を抉られた女の全裸死体を見た」と発言。直後、梭江は何者かに襲われた。事件の背後に巨大な陰謀を直感した山崎美成は、密かに調査を開始。やがて極めつけの精力剤、将軍の回春薬と言われる「木乃伊」の存在にたどり着くが…。時代小説界の俊英が類い稀な着想で贈る大江戸ミステリーの快作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kikimimi86

1
☆32016/04/23

留々家

0
高慢な国学者山崎美成。前半のはなやかな文化人同士の交流、後半の落ちぶれたかつての天才という構成は惹きつける。美成と組む天狗小僧寅吉が妖怪鳥居耀蔵の手先というのも面白い。しかし肝心の謎解きが興味をそそらない。2015/09/27

やま。

0
う~ん(*_*) 良かったけどちょっとな。2013/06/01

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