内容説明
軍の現代化、機甲部隊重視を提唱しながらも無名に近かった少壮将校。亡命先のロンドンでナチスからの解放を呼びかけた「六月一八日の男」。チャーチル、ルーズベルトと渡り合い、つかみとった「戦勝国」の座。泥沼化の手前でアルジェリアを独立させ、五月革命の反乱を収拾―瀕死の共和国を蘇生させ、文武両面で国益を体現した卓抜な指導者像。
目次
第1部 六月一八日の男―一九四三年まで(孤高の男;孤立無援の預言者;ロンドンからのアピール ほか)
第2部 フランスの蘇生―一九四二~六〇年(アルジェ―権力の掌握;解放;政権の試練 ほか)
第3部 危機の指導者―一九六〇年以後(脱植民地大国の苦闘;アルジェリア独立以後;最期の闘争 ほか)
著者等紹介
ルーセル,エリック[ルーセル,エリック][Roussel,Eric]
現代史家、ジャーナリスト。ピエール・マンデス=フランス研究所所長。主要著書と受賞歴:『ジョルジュ・ポンピゥー』、『ジャン・モネ』(アカデミー・フランセーズ「エッセー大賞」、ギゾー賞)、『シャルル・ドゴール』(アジャクシオ文芸大賞)、『ピエール・マンデス=フランス』(アカデミー・フランセーズ「伝記大賞」)など。2007年、その全業績に対し、精神・政治科学アカデミーより、シャルル・オーベール賞(歴史)を授与される
山口俊章[ヤマグチトシアキ]
フランス政治文化研究家。元神戸大学大学院文化学研究科教授
山口俊洋[ヤマグチトシヒロ]
女子美術大学/首都大学東京ほかフランス語非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ダージリン
muko1610
バルジ