「食」の匠を追う―美味の開拓者たちの挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396620561
  • NDC分類 596
  • Cコード C0076

内容説明

気鋭の旅情推理作家が、いま「食」の世界で熱い闘いを続けているグルメエリートたちを追跡!名料理人から厨房器機開発者、外食チェーン店経営者まで、彼らは日本の「食」をどう変えようとしているのか。その知られざる努力と、未来への夢を完全レポート。

目次

はじめに―「食」に興味のあるすべての方へ
1 日本初の「ビストロ」「オーベルジュ」を創業した巨匠の夢―箱根「オーベルジュ オー・ミラドー」勝又登(神奈川県)
2 超人気『三陸海宝漬』を生んだ東北屈指の料理店主の妙案―釜石「中村家」中村勝泰・島村隆(岩手県)
3 日本伝統の味「蕎麦」の発展に貢献した厨房機器開発者の軌跡―フジックスグループ(株)富士工業所(東京都)
4 昭和天皇に御代わりを所望させた老舗旅館料理長の栄誉―甲府「常磐ホテル」小野秀二(山梨県)
5 町の至宝「城下カレイ」の危機を救った水産研究員の情熱―「日出町農林水産課水産専門員」上城義信、「大分県農林水産研究指導センター水産研究部浅海・内水面グループ」
6 戦後日本の中国料理を飛躍させた斯界の重鎮の教え―日本中国料理協会会長・「ホテルオークラ東京」中国調理総料理長梁樹能(東京都)
7 市場で見捨てられた雑魚の販路を拓く仲買人ネットワークの挑戦―「鮮魚の達人協会」会長・「(有)鮮魚の達人」取締役・「(有)山根商店」代表取締役山根博信(和歌山県、全国各地)
8 火鍋と羊肉で日本席巻をめざす中国外食店チェーンの野望―(株)小肥羊ジャパン(関東・北海道)

著者等紹介

金久保茂樹[カナクボシゲキ]
1947年、東京生まれ。雑誌記者、紀行作家、料理評論家として活躍後、99年『“龍の道”殺人事件』で推理小説界にデビュー。旅情・美食・鉄道トリックの三位一体の興趣で注目を集める。作品はTVドラマ化された『みちのく蕎麦街道殺人事件』『伊豆・柳川伝説雛の殺意』など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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