出版社内容情報
【目次】
内容説明
オーガニック信仰、スピリチュアルへの傾倒、陰謀論の真相から、れいわ新選組との意外な共通点、さやとの出会いと別れまで、突如現れた一大ムーブメントの実態を徹底分析!
目次
第1章 迷走 「ワンピースのような政治」という危うさ
第2章 漂流 保守業界の辺境をさまよう日々
第3章 葛藤 何色にも染まる「さや」の参政党的なるもの
第4章 妄信 オーガニックでスピリチュアルな排外主義
第5章 転向 積極財政、消費税廃止の原点と変遷
第6章 憂国 戦後80年かけて育て上げた参政党の正体
著者等紹介
古谷経衡[フルヤツネヒラ]
文筆家。1982年、北海道札幌市生まれ。立命館大学文学部史学科(日本史学)卒。一般社団法人日本ペンクラブ正会員。一般社団法人令和政治社会問題研究所代表理事。時事問題、政治、ネット右翼、アニメなど多岐にわたる評論活動を展開。テレビコメンテーターのほか、ラジオMCとしてもメディア出演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ZUSHIO
3
前半は古谷氏の経歴と共に、実に興味深く自称「保守」業界のポンコツっぷりを整理できた。 また、実は石破自民党に愛想を尽かした保守層ではなく、れいわ新撰組や国民民主党から票が流れたという分析にも納得。一時盛り上がった、財務省デモに右も左も来ていた理由も理解できた。 何より、参政党の躍進を生んだ政治無関心層こそが日本の衰退の最大の原因だという最後の分析には共感しかなかったし、歴史・民主主義教育の敗北でもあり、襟をただされた。参政党投票者には動画じゃなくて、この本を読んで欲しい。2025/10/14
mm71
1
参議院選での参政党742万票の衝撃の背景。著者ならではの視点、データに基づく解説が非常に面白いです。参政とれいわで迷う人はかなり謎だったが要するに陰謀論者や反ワクチン論者。極端な経済政策は陰謀論と紙一重。そこにワクチンやオーガニック信仰が合体する。著者のSNSへのリアクションをもとにいわゆる保守界隈と参政党支持者のちがいがわかるのも興味深い。それにしてもYouTube全盛の現代での陰謀論は実に厄介。2025/10/18
まっさん
0
古谷もマスコミをもっと疑わなきゃいかん。陰謀論ではなく陰謀そのものなのだ。2025/10/15




