走る道化、浮かぶ日常

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走る道化、浮かぶ日常

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396618094
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

青森県八戸市出身、京大大学院卒業
事務所無所属、生活密着型のピン芸人・九月
全編書き下ろし!待望の初エッセー、刊行!!!

Twitterの人気質問回答アカウント「九月の『読む』ラジオ」
(@kugatsu_readio)の中の人でもあります

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\\\ スピードワゴン 小沢一敬さん推薦 ///

服を脱いでさらにもう一枚薄皮を脱いで

見せてくれるような本。僕はセクシーだと思った。

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重箱の隅をつついて…、つついて……、つついて壊す。
壊した先には、何だかちょっと、軽やかな世界が広がっている。
芸人・九月の頭の中をのぞきこむと、いつもの生活が楽しくなるかもしれません。
ぼんやりと感じていた、日常生活の中の違和感。
ズルズルと引き出しては、気持ちいい言葉を当てはめていく。


(「目次まであと三ページ」より)
内容としては、辛すぎることも甘すぎることもない。
四方八方へと毒舌と呪詛をまき散らし続けるタイプの本でもない
(部分的にはそうかもしれない)。
かと言って、世界を丸ごと肯定する子守歌のような本でもない
(部分的にはそうかもしれない)。
これは僕がふだん生きていて感じることを、ごく気ままに綴ったエッセイである。

どこからでも読めるし、どこで読み終えてもいいし、どこから読み直してもいい。
新時代のエッセー。新たな書き手の誕生を見よ!

内容説明

重箱の隅をつついては壊し、社会の違和感を面白がる魑魅魍魎エッセー。

目次

自分らしさはもうある
頭でっかち屁理屈ぐうたら空想自我持ち肉団子
※この(文)章は一人称を使わずに書かれています
俺、酸素ボンベ要らんねん
太宰治ループから逃げろ
僕は走っている
聞いたとかじゃないけど、知ってる
暗黒秘密結社「コーヒーブレイク」
センス、シュール、パワフル
万物の揚げ足を取りたい
不快感早押しクイズ~人生大会~
変なパン屋が増えますように
要らない応援を忘れろ
「好きなタイプは?」って聞いてくんな
説明なんか何一つつかなくていい
寂しさを舐めてはいけない
あの世の肉
「やや不思議ちゃん」とは何か
寿司とオーロラ

著者等紹介

九月[クガツ]
1992年生まれ、青森県八戸市出身。京都大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修士課程修了。事務所無所属のピン芸人として、一人芝居風のコントを中心に活動中。劇場、アートギャラリー、バー、民家、廃墟、山、海など、全国各地で場所を選ばずコントライブを行なう。公演時間は短くて60分、長いと72時間にも及ぶ。このほか、コラム、エッセイの執筆もしている。『走る道化、浮かぶ日常』が初めての著書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

波多野七月

7
九月さんの存在を知ったのは、X(旧Twitter)がきっかけだ。誰かの質問に対して答えるポストが流れてきて、その存在を知った。お笑いには疎くて、芸人の方の名前すらろくにわからない。わかるのは、この方の言葉から伝わってくるモノだけだ。いくつかポストを読み、それだけで本を買ってしまった。結論から言えば、大正解だった。わたしはこれからも、この人の書いたモノを「もっと、もっと」とねだる読者になるのだろう。いつか、この方のライブに行ってみたい。2024/11/04

みつけるちゃん

7
芸人のエッセイというより、独特かつ普遍的な人間の生き方が綴られていて、その人間が選んだ職業がたまたま芸人だったという印象で読んでいた。が、途中で気付く。強いて言えば、これはツッコミ集なのだ。社会や常識、もっといえば人生や人間へのあまりに精緻なツッコミ。漠然とした面白いことを芸なり文なりに起こせるというのが才能である一方で、皆が「なんか知ってる」ことに気付かなかったり「不快感」を洗い出さずに観察してしまったりすることは欠如とも言えるだろう。全部あることに比べて、ないことの自由度は高い。そんな読後感が残った。2024/06/13

美葉

7
なんかとてもよかった(Bランクの感想)2023/11/23

tugumi

6
東北出身で京大卒、芸人という肩書に興味があって読んでみた 賢い人の文で分からない単語が出てくるが読みやすく、章の最後は必ず皮肉で閉じてあってうまいなと思った 知識がないことをそれらしく話すのが得意とあったが、すっかり騙されたり、俺と僕の持つニュアンスなんて考えたこともなかったがなるほどと思った 芸人になろうと思っていなかったのに芸人になっていたといか、就活することを忘れていたとか、衝撃なことが多かった だから不思議ちゃんというカテゴリーなんだろうな 読者不思議ちゃんに送っていたエール、元気をもらえた 2024/06/13

ケンミ

5
Twitterで見つけて時々見ているピン芸人・九月さんの初エッセイ。どうでもよさそうででもなんだかいいなぁと思える、人肌くらいの熱量の人生への讃歌が詰まっている。「説明なんか何一つつかなくていい」と「寂しさを舐めてはいけない」の二篇が特にお気に入り。 ちなみにわざわざ九月さんの地元・八戸で買いました。海鮮の美味しいいい街だった。2023/10/27

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