内容説明
名門校(麻布、栄光、桜蔭、鴎友、海城、開成、吉祥女子、神戸女学院、四天王寺、品川女子、芝、修道、女子学院、巣鴨、洗足学園、東大寺、桐朋、豊島岡、灘、ノートルダム清心、雙葉、武蔵)のベテラン先生たちの珠玉の言葉の数々を、21世紀のど真ん中を生きる子どもの親として心得ておくべきポイントとしてまとめました。
目次
はじめに―それは子どもの問題ではありません
序章 「これからの時代」を生きる力
第1章 「グローバル」なんて怖くない
第2章 「進歩する技術」を味方につける
第3章 「ジェンダー」にとらわれない
第4章 「人権意識」を身につける
第5章 人生を「自分で決める」ために
第6章 焦らずに「土台」をつくる
第7章 「すごい親」より「いい親」がいい
終章 子どもを「見る」ということ
おわりに―「答え」は子どもの中にある
著者等紹介
おおたとしまさ[オオタトシマサ]
教育ジャーナリスト。1973年、東京生まれ。麻布中学・高校卒業。東京外国語大学英米語学科中退、上智大学英語学科卒業。リクルートから独立後、数々の育児・教育誌の編集に携わる。学校や塾、保護者の現状に詳しく、各種メディアへの寄稿、コメント掲載、出演も多数。中高の教員免許をもち、小学校教員や心理カウンセラーの経験もある。著書60冊以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
44
タイトルに惹かれて。…まあ、正解なんてどの時代だってない気はするんですけどね。内容は至極真っ当で、きっと多くの生徒とその家庭を見てきたであろう先生たちの「アドバイス」なんです。その子にぴったりの場所っていったいどういうものなんだろう?と考えながら読み進めました。先生たちも正解がない時代に突入した時代で、教育に日々関わってるんだもんなあ…。2023/07/21
と
4
この方の本を結構読んでるので、既視感はあるのだが、響いた部分もあり。桜蔭の先生による「一見フェアな世の中に見えることが罪」は同感。豊島岡の先生の「夢を持つことは大事だけど、自分は何をしてる時が楽しいかという自分軸が大事」も納得。「子供のいいなにいいね!をする」。親も少しずつ待てるようになればいい。本当にそうだなぁ。2021/09/18
調“本”薬局問悶堂
3
第4章:「人権意識」を身につける 第5章:人生を「自分で決める」ために でドッグイヤーしまくった。 読んでよかった。 安心できた。 中学受験させることを考えてなかったけど視野に入れたくなった。2024/01/19
ゆっぴー
3
一つの言葉で傷ついたり、一つの言葉で元気になったり、人の言葉は大切です。 子どもは親のペットでも勲章でもありません。 まずは元気で生きていることが大切です。 生まれるときは「元気で生まれてくれさえすれば」と願い、「はいはいした」「笑った」「しゃべった」「立った」と喜んだのに、大きくなるにつれて喜ぶことより文句を言うことが増えます。ご飯を作って、いつでも応援しているよという安心を感じられる距離感で良いですね。2023/06/27
ばぶパパ
3
子供以上に親が覚悟を持って生きることですね。まずは自身の生き方を見つめ直し、そして子供を信頼し続けること。2021/10/02