内容説明
波瀾の時代を全力で駆け抜けたパワフルな寂聴さんの人生論。
目次
第1章 子供の頃の記憶、私の人生
第2章 老い、死について
第3章 女という性
第4章 仏教の教え
第5章 旧友、友人との交流
第6章 世の中、社会について思うこと
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒。1957年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞受賞。61年『田村俊子』で田村俊子賞、63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。73年、岩手県平泉の中尊寺で得度。法名寂聴(旧名・晴美)。京都嵯峨野に「寂庵」を構える。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年『白道』で芸術選奨、2001年『場所』で野間文芸賞を受賞。98年に『源氏物語』の現代語訳を完訳。2011年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。2006年文化勲章を受章。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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喪中の雨巫女。
10
《私-図書館》やりたいように生きてみたいなあ。いざとなると臆病者の私は、諦めてしまう。やりたい仕事を諦め、食うために、仕事をこなして。このタイトルとまるで反対。2023/06/27
エレナ
5
2000年〜2001年、寂聴さんが数え年80歳の時に書かれたものを再編集している。自分の生き方を達観して自分の心を大事に素直に生きているのがわかる。とてもシンプルだしストレートに伝わる。その後の20年をどんなふうに生きたのか、考えが変わったことはあるのか、それが知りたくなった。2022/01/07
えっちゃん
2
「97歳、本音で幸せに生きる極意」と帯にあり新刊と思って読みだしたら、祥伝社50周年記念に発売されたものらしい。後半になって「世の中、社会について思うこと」の内容があまりにもずれていて気づきました。20年前の東京新聞、京都新聞の連載や寂庵だよりをまとめた平成17年に刊行された「寂聴いきいき帖」を再編集したものだそうです。 寂聴さんも20年経てば、考えも変わっているだろうになと思いました。2020/10/15
シュウヘイ
1
ざっと読み流し2021/12/26