内容説明
人間関係に悩むのは、私たちが「箱」に入っているから。「箱」から脱出するたった1つの方法とは?ベストセラー『自分の小さな「箱」から脱出する方法』第2弾が、10年ぶりに新しくなりました。
目次
01 心の平和(砂漠の敵対者;深層にある問題 ほか)
02 平和から闘争へ(現実;思想の由来 ほか)
03 闘争から平和へ(謝罪;戦時の贈り物 ほか)
04 平和の波及(平和の戦略;教訓 ほか)
著者等紹介
門田美鈴[カドタミスズ]
翻訳家。フリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スパイク
6
図書館本。前作が凄く心に引っかかったので、何時もの図書館で探したけど、無かったので隣の市の図書館カード作って貸出し。内容を理解しやすくしてある物語も良く出来ているし、この本の方が中身を砕いて掘り下げてあるので理解しやすいと思います。 コレも覚えておきたい事とか色々メモって見たけど、購入してまたいつか読み返して見ても良いかも。2020/09/23
yui
5
元の本より、箱についての特徴が詳しかった。ストーリーも別の物なので楽しめた。 どんな時代でも、何をしている時でも、私たちは「私と物」か「私とあなた」のどちらかの世界にいる。人を物として見れば、自分を正当化する為に自分が被った不公平に拘るようになる。影響のピラミッドは下段ほど大事。箱から抜け出すためには、まず箱の特徴に気づくこと。優越、当然、劣等感、体裁など。心が平和な時と、敵対的なときに内心で感じる違いを理解する。2020/08/09
Tori
5
行動を起こす時に相手を人として見るか、モノとしてみるか。それによって結果は変わる。そして人は優越の箱、当然の箱、劣等感の箱、体裁の箱に入ってしまう。また箱に入っている時、人は共謀を起こしてしまう。これはグループにおいても。アービンジャーインスティチュートの本に出会い自己欺瞞について学び、相手をモノではなく人として見ることをいざ実践してみると、相手との関係性が築け、物事がうまく進んでいっているように思いました。読めば人生観変わるかも!少なくとも僕には良い影響を与えてくれました!2018/07/28
まゆまゆ
5
心の平和を保ちつつ正しいことをするための考え方を紹介していく内容。自分を正当化するために無意識に敵を作り出す。優越、当然、体裁、劣等感という4つの箱が心の中に潜んでいる。それに気付き、箱から抜け出すことで心の平和を手に入れる。人を人として見ているか。相手を自分の思い通りに動かすことなどできはしない。ただ、変わろうという気にはさせられるのだ。2017/12/07
Humbaba
4
起こった出来事をそのまま認識しようとするのでは無くて、形に当てはめて理解する。そうすることで問題を上手く理解出来るようになるし、何よりより良い方向に進むように思考出来るようになる。考え方の方向付けは一度学んでしまえばその後ずっと使える効果的な方法となる。2017/09/12