ユダヤ人―なぜ、摩擦が生まれるのか

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ユダヤ人―なぜ、摩擦が生まれるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 397p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396615734
  • NDC分類 316.88
  • Cコード C0022

出版社内容情報



ヒレア・ベロック[ヒレア ベロック]

内容説明

金融支配、国家主義とグローバリズムの相克、移民問題、ホロコーストを予言。待望の本邦初訳。

目次

本書のテーゼ―難題にいかに対処するか
問題の否認―ユダヤ人問題は存在しないとする態度
問題の現局面―ボルシェヴィキ主義とユダヤ人
摩擦の一般的原因―ユダヤ人の特質と流儀
摩擦の特別の原因―敵意に油を注ぐもの
私たちの側の摩擦の原因―不誠実と無知
反ユダヤ主義者―増殖する敵意と憎悪
ボルシェヴィキ主義―ロシア革命とユダヤ人
世界全体での立ち位置―その支配の実態
イングランドにおける立ち位置―その特殊な関係〔ほか〕

著者等紹介

ベロック,ヒレア[ベロック,ヒレア] [Belloc,Joseph Hilaire Pierre Ren´e]
1870年、フランス人弁護士の父と、イギリス人の母との間にパリで生まれるが、翌年の普仏戦争勃発でイギリスに移住。一時はフランスの軍隊に入るが、1902年イギリスに帰化。オックスフォード大学卒後、自由党の下院議員として活動。やがてジャーナリズムに転じ、チェスタトン兄弟(弟は祥伝社刊『アメリカ史の真実』の著者)と協力して政界批判を展開した。1953年没

中山理[ナカヤマオサム]
1952年、三重県生まれ。上智大学大学院英米文学専攻博士後期課程修了。エディンバラ大学留学。現在、麗澤大学教授(学長)。博士(上智大学・文学)

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
1930年、山形県鶴岡市生まれ。上智大学名誉教授。英語学・言語学専攻。1955年、上智大学大学院博士課程修了後、西ドイツのミュンスター大学、オックスフォード大学へ留学。1971年より上智大学教授。1994年、ミュンスター大学より名誉哲学博士号を授与される。専門分野のほか文明、歴史批評においても多数の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Honey

6
「ユダヤ人」は~、と十把一絡げにしてレッテルを張るのはナンセンス…だけれど、大まかに共通する性格のようなものは確かに存在していて、そこのところをユダヤ人自身も、非ユダヤ人も、認識が不足している(あるいは差別主義と言われないようにわざとスルーしている)ことが、世界で、諸々の問題を更に複雑化している。まず、歴史と現実を冷静に見て、問題を正確に認知することが解決への道…20170222記2017/01/28

田中峰和

6
ユダヤ人が土地を追われて以来、他の民族とともに居留することで生じる難題といかに対処するかを問われ続けてきた。よそ者集団は緊張と摩擦を生むが、受け入れられない場合は、排除するか隔離するかのどちらかだ。排除には破壊的排除と追放がある。破壊による排除とは組織的な略奪と虐殺だが、この本は1922年出版なので、ナチスの犯罪は含まれない。歴史的に有名な虐殺はロシアのポグロム。革命前のロシアで皇帝ニコライ2世は、国内の不満を逸らせるため大規模な虐殺を行った。ロシア革命にユダヤ人が一役買ったというのも歴史の皮肉である。2016/11/24

まっちゃん2

5
初版が出版されたのが1922年第一次世界大戦が終わってソ連が発足した年です。和書でもこの時代に書かれたノンフィクションがすんなり読めるかというとやはり難しいでしょう。ちょっと読みずらいところはありますが、当時のユダヤ人とヨーロッパと西アジア諸国との軋轢を描いてその20年後にやってくるホロコーストの警鐘を鳴らす必読の書物。 それでも日本人はユダヤ人と接することが殆どないので、皮膚感覚としてなからなかわからない部分がすこし扉があいたような気がします。一回よんだだけじゃわかりにくのでまた読み直します。2020/02/06

snow

3
ユダヤ問題について理解を深めるために読んでみましたが、当時の各国情勢の知識があまりないのでキツかったです。ただユダヤ問題はユダヤ人にも非ユダヤ人どちらにも原因がある。優越意識を抑え、お互いへ尊敬をもって接する。お互いの立場を慮りながら関係を築けていけたらいいのだけど、それが難しい。簡単なことほどむずかしい。2022/01/31

Ohe Hiroyuki

3
およそ一世紀前に「何故ユダヤ人は排除されるのか。どうすれば問題は解決するのか」について非ユダヤ人である筆者が懇切丁寧に記した一冊▼いわゆる陰謀論のような痛快さはないが、どちらとも悪いところがあるが、それをあげつらってもしかたがないという現実に立った議論に筆者の良心を感じる。▼本話題に興味のある方はまずこの本を手に取るべきであろう。一世紀前の本であるが、明日の世界を読むための鍵としての姿は今も変わらず輝いている。2016/09/29

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