出版社内容情報
ヒレア・ベロック[ヒレア ベロック]
内容説明
金融支配、国家主義とグローバリズムの相克、移民問題、ホロコーストを予言。待望の本邦初訳。
目次
本書のテーゼ―難題にいかに対処するか
問題の否認―ユダヤ人問題は存在しないとする態度
問題の現局面―ボルシェヴィキ主義とユダヤ人
摩擦の一般的原因―ユダヤ人の特質と流儀
摩擦の特別の原因―敵意に油を注ぐもの
私たちの側の摩擦の原因―不誠実と無知
反ユダヤ主義者―増殖する敵意と憎悪
ボルシェヴィキ主義―ロシア革命とユダヤ人
世界全体での立ち位置―その支配の実態
イングランドにおける立ち位置―その特殊な関係〔ほか〕
著者等紹介
ベロック,ヒレア[ベロック,ヒレア] [Belloc,Joseph Hilaire Pierre Ren´e]
1870年、フランス人弁護士の父と、イギリス人の母との間にパリで生まれるが、翌年の普仏戦争勃発でイギリスに移住。一時はフランスの軍隊に入るが、1902年イギリスに帰化。オックスフォード大学卒後、自由党の下院議員として活動。やがてジャーナリズムに転じ、チェスタトン兄弟(弟は祥伝社刊『アメリカ史の真実』の著者)と協力して政界批判を展開した。1953年没
中山理[ナカヤマオサム]
1952年、三重県生まれ。上智大学大学院英米文学専攻博士後期課程修了。エディンバラ大学留学。現在、麗澤大学教授(学長)。博士(上智大学・文学)
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
1930年、山形県鶴岡市生まれ。上智大学名誉教授。英語学・言語学専攻。1955年、上智大学大学院博士課程修了後、西ドイツのミュンスター大学、オックスフォード大学へ留学。1971年より上智大学教授。1994年、ミュンスター大学より名誉哲学博士号を授与される。専門分野のほか文明、歴史批評においても多数の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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