日本人が知らない最先端の「世界史」

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日本人が知らない最先端の「世界史」

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  • サイズ B6判/ページ数 300p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396615673
  • NDC分類 209.7
  • Cコード C0020

出版社内容情報



福井義高[フクイ ヨシタカ]

内容説明

歴史修正主義、コミンテルン陰謀史観、チャンドラ・ボース、ノモンハン事件、中国共産党政権誕生の裏側。これを知らずして、歴史論争はもはや成り立たない!英米独仏露の最新歴史論文を、原語で読破して論点を整理。

目次

1 「歴史修正主義」論争の正体(日独同罪論をめぐって;歴史認識は処罰の対象となるのか;なぜ「歴史修正主義」は非難されるのか;チャンドラ・ボースは英雄か傀儡か?)
2 「コミンテルンの陰謀」説の真偽(「コミンテルンの陰謀」は存在したか;過去を直視しない人々;ヴェノナの衝撃;それでも「スパイ」と認めない人々)
3 大衆と知識人(大衆と知識人は、どちらが危険か;ナチスを支持したのは、はたして誰か)
4 中国共産党政権誕生の真実(毛沢東はスターリンの傀儡だった;中国共産党の「救世主」だった日本;中国共産党政権の誕生に果たした米国の役割)

著者等紹介

福井義高[フクイヨシタカ]
1962年8月京都生まれ。東京大学法学部卒。カーネギー・メロン大学Ph.D.、米国CFA。日本国有鉄道、東日本旅客鉄道株式会社、東北大学助教授(大学院経済学研究科)を経て、青山学院大学教授(大学院国際マネジメント研究科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

105
私は必ずしもこの著者の考え方にもろ手を挙げてそうだというつもりはないのですが、このような見方でもって世界史とくに近現代史を分析していくことも必要であると思っています。戦後の歴史の教科書などについての議論も様々あるとおもわれますが、一つの見方だけではなく多面的な面からみていくことも必要なのでしょう。ただこの本の題名は何とかなりませんかねえ。2018/03/25

hk

26
「日本国内で韓国・朝鮮人を標的としたヘイトスピーチが横行」⇒「憎悪表現規制が強まる」⇒「表現の自由が侵害される」⇒「歴史に対しての丁々発止の議論ができなくなる」⇒「いわゆる歴史修正主義に対する締め付けが強くなり、戦勝国史観(ヤルタ・ポツダム史観)が完全に定着する」 これはまさに現在進行形で進んでいる事態であるが、本書においても危惧がなされている。ドイツではホロコーストに対して一切異論を唱えられない。唱えれば法に則って罰せられる。表現の自由よりもナチスにあらゆる穢れを押し付ける道をドイツは選択したのだ。 2017/06/13

Syo

19
これは、ちょいと 難しいかな。 っていうか当たり前の 面白くないところを 取り上げている ような気がした。 直感で。 なのでタイトルだけ流し読み。2018/04/26

T坊主

18
この本を読んで一番感じた事は、かって米、日の政府内部、近辺に共産主義者がいた事、そして今もいるのではと考えてしまった事。今は更に、米、中、韓のエージェントが政官マスコミ、教育界にわんさといるのではないかと思った。その一環が加計、森本問題かもしれない。2017/07/30

ネコ虎

17
近現代史の定説に変更を迫る斬新な書。歴史修正主義とは政治的な非難を含む用語になってしまっているが、共産主義者の働きかけの意味を探ることでこれまでの歴史解釈に新たな枠組みを提示する。 この本は概要のみだから「なるほど」とまではいかないが、ここ100年の歴史の節々での不可解なことへのヒントが数多く与えられて、もやもやが晴れていく予感を感ずる。 スターリンの陰謀が世界を変え且つ英、米、日、中に巣食う共産主義者の亡霊が未だに世界を彷徨っているのだが、残念ながら共産主義者たちの陰謀の強靭さには舌を巻くほかはない。 2016/10/17

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