内容説明
やんばるの森で始めた新生活は自由と不自由をたのしむ、手作りと手探りの暮らし。カフェオーナー+フードコーディネーターから主婦に。根本きこさん、沖縄移住後の初エッセイ。
目次
はる(ぴかぴかの1年生;まいにちパンを焼く ほか)
なつ(夏の果物;森の中のポットラックパーティー ほか)
あき(よりどりみどりの運動会のお弁当;息子、9歳のパーティー ほか)
ふゆ(おせち備忘録;真綿をかぶった糀 ほか)
あたらしい家族(妊婦LIFE;おむつの準備 ほか)
著者等紹介
根本きこ[ネモトキコ]
1974年生まれ。主婦。神奈川・逗子でカフェ「coya」と雑貨店「oku」を営みながら、フードコーディネーターとして活躍の後、2011春、家族で沖縄に移住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みえ
17
図書館であったので読んでみた。私も田舎を求めて引っ越して来て今があるんだけど、沖縄のもっともっと田舎に移住した話。私には真似できない。 最近、私はシンプルな材料で体にいい食生活にしているから、食事の話には共感した。2017/02/25
たまきら
16
本屋さんで。ああ、結構この人のレシピ本好きだったな~と思って本を手に取ったら、沖縄に引っ越されていたんですねえ。楽しそうな暮らしっぷりににっこり。311の後、友人でブラジルまで引っ越した人もいたな。沖縄にも何人か引っ越しています。私個人は自分が作り上げてきた社会を切り離してまで引っ越すストレスの方が放射線量より高いと判断して引っ越しませんでしたが、引っ越した人たちの気持ちも尊重します。こういう楽しい本ができたわけだし!ひよこ豆のレシピは真似しようっと。2016/03/02
tomonokko
13
図書館本。現時点で根本さんの暮らしの拠点は沖縄やんばるだけれど、どこに行ってもこんな暮らしをするのだろうと思えるような揺るぎなさを感じる。それは決して融通が利かないようなものではなくて、こどもの成長や家族の形に合わせてゆるやかに変化しながら、でも変わらない芯のある暮らし。長男の9歳の壁の話が特に印象的。台湾への2人旅で共有する時間。小さなサインを見逃さず、向き合ってくれる親の存在は、子どもにとって何物にも代えがたいものだ。2016/09/19
CK
8
じぶんがしたい生き方を、それぞれが選べばよい。同じ生活がしたいとはまったく思わないけれど、いろんな人、いろんな家族がいるのだなぁと思いました。2016/04/07
ちょび♪
5
おもしろかったー!ジャングルでの暮らしはマネできないけど、自然にそった暮らし方、生き方はマネしたい。子どもたちに対する態度も。この先なんども読み返すことになりそうな本♪2016/06/01