内容説明
旅も人生も、その過程が面白い。国民的ドラマ作家が初めて贈る「旅」と「人生」の極意。90年の人生エッセイ。
目次
1章 旅はドラマ―脚本にも生きている旅の記憶
2章 自立への旅―十代と二十代
3章 一年の二〇〇日を貧乏旅行―日本を知る、人を知る
4章 夫婦と旅と―忙しくても、見たいものを、行きたいところへ
5章 七十代からの旅支度―人生を豊かにするために
6章 船の旅が一番!―好奇心の赴くままに
7章 旅と人生―旅も人生も過程が目的だから
著者等紹介
橋田壽賀子[ハシダスガコ]
1925年、京城(現・ソウル)生まれ。日本女子大学卒業後、早稲田大学に入学。中退し、松竹に入社。その後、フリーの脚本家に転身。1966年、TBSプロデューサーの岩崎嘉一氏と結婚。橋田文化財団理事長。手掛けたテレビドラマは200作超で、1年間の連続ドラマやシリーズ作品も多数。NHK放送文化賞、菊池寛賞、紫綬褒章などを受賞・章。静岡県熱海市に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
20
これだけの脚本家でありながら、ご自分を二流と。ただ、二流人生だから、丈夫で長持ち、と。旅は、時間とお金と体力との相談。若いときから、ユースホステル200日の旅好きの著者ならではの、旅の細かいこだわりや楽しみ方がおもしろい、です!2015/07/28
わゆ
14
好奇心の塊で筋金入りの旅好き。気になるものはアザラシだろうがワニだろうが食べ、エンジェルフォールの側の川で渓流下りをし、世界で最も荒れる海といわれるドレーク海峡で船が殆ど揺れなかったことを残念がるチャーミングな人。「足るを知る者は富む」がピッタリな方。2015/07/15
Hiroki Nishizumi
5
時代が違うので、今となってはレトロなところもあるが、気持ちは良く分かった。旅は素敵だ。2018/10/01
ヴュルツ
4
橋田先生を偲んで。「おしん」毎日欠かさず見てました。2021/04/15
ルンルン
4
バイタリティあるねー。旅に出たくなります。2018/03/13
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