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「考古学」最新講義シリーズ
装飾古墳の世界をさぐる

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396614751
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

出版社内容情報

大人気の社会人講座、待望の書籍化第2弾!
息を呑む古墳内の異空間
「装飾壁画」は謎だらけ!

驚きの世界「装飾古墳」は謎に満ちている!
日本考古学界の第一人者が熱く語る「明治大学リバティアカデミー」の
最新講義録シリーズ、今回のテーマは列島各地で発見された「装飾古墳」。
これまで数々の発掘・研究がされてはきたが、実はその存在は謎に満ちて
いる。特徴ある彩色壁画はなぜか九州と東日本に集中し、近畿など他の地域
には見られない。そこに描かれる文様、人物、動植物、道具等が何を意味するのかは、諸説あって真相は皆目判らない……。
著者は60余年の体験をもとに、九州の古墳群、自らが発見・発掘を手がけた茨城・虎塚古墳、さらには全国的な話題となった高松塚古墳まで、それぞれの調査結果を再検証し、古代人の葬送の真実にせまる!


はじめに
序―「装飾古墳」を学ぶ前に
第一講 線刻壁画を考える
第二講 古墳壁画の王者「王塚古墳(福岡)」の歴史的意義
第三講 古墳集中地域にある「珍敷塚古墳(福岡)」の壁画世界
第四講 「チブサン古墳(熊本)」石室内壁画に見る世界観
第五講 「竹原古墳(福岡)」ストーリーのある傑作壁画の解釈
第六講 「日ノ岡・重定古墳(福岡)」の壁画世界
第七講 「高松塚古墳(奈良)」の壁画と被葬者を考える
第八講 「虎塚古墳(茨城)」の壁画発見と保存

【著者紹介】
1926年、東京生まれ。日本考古学界の第一人者。明治大学名誉教授。明治大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。登呂遺跡(静岡)、綿貫観音山古墳(群馬)、虎塚古墳(茨城)など多数の遺蹟の発掘調査に携わり、長らく母校の教授を務めた。日本学術会議会員、日本考古学協会会長、山梨県立考古博物館館長などを歴任し、現在は千葉県成田市文化財審議委員会委員長。著書多数、近著に『邪馬台国をとらえなおす』(講談社現代新書)、『土の中に日本があった』(小学館)、『古墳と被葬者の謎にせまる』(祥伝社)、監修書に『東京の古墳を歩く』(祥伝社新書)など。

内容説明

驚きの世界「装飾古墳」は謎に満ちている!特徴ある彩色壁画はなぜか九州と東日本に集中し、近畿など他の地域には見られない。そこに描かれる文様、人物、動植物、道具等が何を意味するのかは、諸説あって真相は皆目判らない…。著者は60余年の体験をもとに、九州の古墳群、自らが発見・発掘を手がけた茨城・虎塚古墳、さらには全国的な話題となった高松塚古墳まで、それぞれの調査結果を再検証し、古代人の葬送の真実にせまる!

目次

序 装飾古墳を学ぶ前に
第1講 線刻壁画を考える
第2講 古墳壁画の王者「王塚古墳(福岡)」の歴史的意義
第3講 古墳集中地域にある「珍敷塚古墳(福岡)」壁画の世界
第4講 「チブサン古墳(熊本)」石室内壁画に見る世界観
第5講 「竹原古墳(福岡)」のストーリーのある傑作壁画の解釈
第6講 「日ノ岡・重定古墳(福岡)」の壁画世界
第7講 「高松塚古墳(奈良)」の壁画と被葬者を考える
第8講 「虎塚古墳(茨城)」の壁画の発見と保存

著者等紹介

大塚初重[オオツカハツシゲ]
1926年、東京生まれ。日本考古学界の第一人者。明治大学名誉教授。明治大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。登呂遺跡(静岡)、綿貫観音山古墳(群馬)、虎塚古墳(茨城)など多数の遺蹟の発掘調査に携わり、長らく母校の教授を務めた。日本学術会議会員、日本考古学協会会長、山梨県立考古博物館館長などを歴任し、現在は千葉県成田市文化財審議委員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2021/12/16

つばき

2
白黒の写真と、表紙のカラー写真では随分印象が変わり新鮮。内容は難しいのだが、語り口調の文章のおかげで分かりやすかった。他の専門的な本を読む前の導入としてよさそう。2015/07/15

やま

2
考古学者でもベテランの大塚先生の講義をもとにした本です。古墳の石室の中を飾った装飾古墳。分かったつもりでいましたが、かなり奥深かったです。そして謎もさらに多く、まだまだ分からないことだらけでした。古代の人々の死後の世界観を垣間見る思いです。実物を見てみたくなりました。2015/05/14

Kuliyama

2
暗黒神話の繋がりで読みました。2014/11/12

Chihoish

1
谷川健一氏の書にて装飾古墳に興味を持ち読みました。カラー写真がもっとあると尚良かったと思います。それにしても、未だに謎だらけの装飾古墳にワクワク胸が躍ります。古代の人々がどんな想いでこのような装飾を施したのだろうなぁ〜。また、当時これらの壁画を発見した方々の驚きと興奮を想像するに感慨深いものがあります。2014/12/21

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