内容説明
高座のしきたり、新ネタ稽古、前座の仕事…落語の勉強は、東大受験より難しい!
目次
第1章 こうして僕は、落語家になった
第2章 師匠、一生ついていきます!
第3章 寄席の世界の素晴らしい先輩たち
第4章 職業としての落語家
第5章 受験勉強よりも大変だった落語の勉強
第6章 東大の忘れられない人たち
第7章 「面白い人生」って何だろう
著者等紹介
春風亭昇吉[シュンプウテイショウキチ]
1979年、岡山県出身。落語芸術協会会員。地元の岡山大学を経て、23歳で東京大学に入学。落語研究会に入部し、2006年に第3回全日本学生落語選手権・策伝大賞で優勝。07年、同大学経済学部卒業。落語選手権優勝や落語ボランティア活動などが評価され、東京大学総長賞受賞。卒業直後に春風亭昇太に入門。東大出身初の落語家となる。現在、二つ目。11年、気象予報士の資格を取得。12年、NHK新人演芸大賞でファイナリストに。13年4月からフジテレビ「アゲるテレビ」に天気予報担当として出演中。同年7月、国立演芸場で独演会開催。今、最も注目を集める若手落語家のひとりである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
71
なんと大げさな、思わせぶりなタイトルなのか、と思ったが、読み終えて納得。著者の人見知り具合と「コミュ力」のなさはなかなかのもの、そして落語界の厳しさは相当のもの。ましてその中では、東大卒というブランドはマイナスにしか作用しない。そんな中で、彼が落語家として成功できたのは、とにかく落語が好きという、愚直なまでの気持ちがあったからなのだな、と感じた。レビューで知った本だが、なかなか良かった。2015/05/20
パフちゃん@かのん変更
57
岡山大学卒業後、学士入学で東大へ。東大で落研に入り、落語の面白さにハマり猛練習の末、全日本学生落語選手権優勝。落語のボランティア活動なども評価され東京大学総長章受賞。春風亭昇太に師事。頭もよく、努力を惜しまない。気象予報士の資格も取りTVでも活躍している。東大に入ったからこそ落語家になったとのこと。2014/05/18
シュラフ
34
フツーに考えれば親は泣くよね。この人、東大経済学部卒で落語家になったんだって。でも人生はせいぜい70年ぐらい。これからの時代はAIによって公認会計士も税理士もいらない時代になるとの予測もあるのだから、東大ブランドを活かして落語家になるのもひとつの手かもしれない。でもこの人は真面目な人だね。下積みの仕事をマニュアル化しようなんて発想はさすが東大生。わたしの新人時代なんか、なかなか仕事を覚えずにけっこう大失敗をやらかした。そんなかつての与太郎社員も今では部下に社会人の心がまえを説く。春風亭昇吉もがんばれよ。 2016/10/10
ひろ☆
23
岡山大学卒業→東大→春風亭昇太師匠に弟子入り→現在二つ目。勉強のできる子らしい、良いのか、悪いのかわからないときは、グレーで試してみる、言い訳をしない、師匠たちの好みをデータ化する。一番は、新作派の師匠のアドバイスにニヤリ。2014/04/04
ヨータン
18
この著者の人柄そのものに惚れちゃいました。肩書きとかプライドとか見栄など一切関係なく、自分が好きだと思ったことを徹底的に追求していく人生。そのためにはどんな努力も惜しまない姿勢。そういう生き方をすれば自分しかないものを持つことができるんだな〜と思いました。今度昇吉さんの寄席に行ってみよう。2015/03/18