内容説明
カリスマ同時通訳者の毎日の習慣には、英語学習のヒントが満載。NHK人気講師(「入門ビジネス英語」)が教える、ビジネスの現場で使える英語の学び方。
目次
1章 同時通訳者の頭の中(同時通訳者の頭の中を覗いてみると;同時通訳者に求められる「イメージ力」と「レスポンス力」 ほか)
2章 まず押さえておきたい英語学習の3ステップ(英語学習の柱はインプット、アウトプット、そして継続;継続することでイメージ力を養う ほか)
3章 同時通訳者が実践!英語のプロの勉強法(同時通訳者はどんなトレーニングをしているのか;「シャドーイング」で「レスポンス力」を鍛える ほか)
4章 同時通訳者は道具を使い倒す(電子辞書とオンライン辞書を徹底的に使いこむ;「イメージ力」は一朝一夕では身につかない。英英辞典を使う ほか)
5章 英語はコミュニケーションのツール(英語のコミュニケーションはconstructive建設的に;初対面の想定英会話 ほか)
著者等紹介
関谷英里子[セキヤエリコ]
日本通訳サービス主宰。世界的著名人の通訳を務めてきた、カリスマ同時通訳者。NHKラジオ講座「入門ビジネス英語」の人気講師でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へロム
69
この本も図書館で見つけて、飛ばし読みで読んだ。ラジオ入門ビジネス英語の講師で、たまに聴いてます。印象に残ったのは、英語のプレゼン大会TEDを紹介していたことです。テレビNHKの「スーパープレゼンテーション」という番組もありますが、web上でも見ることができます。内容が素晴らしいし、字幕付きもあるので英語の勉強にもなり私もオススメです。2014/02/13
K(日和)
18
学習にも役立つサイトや書籍の紹介も行われていてよい。その他は他の英語学習方法紹介本と大差ない気が。2014/09/29
ヨータン
17
英語力をつけるには、インプット、アウトプット、そしてこのサイクルを継続させること。と極めてシンプルなのですが、これがなかなかできないんですよね。楽しく継続させるためには著者のように好きな映画のセリフを書き取ったりといろいろな工夫が大事なんだなとあらためて思いました。2016/09/24
楓
12
数々の著名人の通訳を経験した著者による英語の勉強法指南書。中級者以上になってくるとリーディング量の多寡がその後の英語力を大きく左右するという指摘はなるほどと思った。また、通訳になるような人でも英語はあくまでも第2言語であり、地道な努力のもとに学習をされたということがよく分かった。ツールも特別なものを使用していないという点も驚きだった。2018/02/25
ざっく
11
12月からTOEICの勉強をしている。数値化されるもので、前に進んでいる実感が欲しいから。abceedというアプリで毎日15分30問模試を解き、リスニングは移動時間に聞き直し、リーディングは単語をまとめて隙間時間に復習する。ただ、この本を読んで、英語はコミュニケーションツールだと実感。学生時代は、受験で良い大学に入るためのツールに過ぎず、今までコミュニケーションツールとして使ったことはほとんどない。とりあえず、今月はTOEICの点数を上げることに集中し、2月以降はまた勉強の目的を再考しよう。2022/01/16