内容説明
異業種から転職し、最優秀社員賞を受賞。世界基準の仕事の基本を初公開!「社員能力No.1企業」は新人の何を鍛えるのか。
目次
第1章 言葉を変える(「目的は?」を口ぐせにする;ダメ出しより、まずポジティブな言葉;フィードバックの言葉をあげる・もらう)
第2章 考えを変える(「消費者がボス!」顧客志向で考える;リーダーシップは「影響力」と考える;「万が一」を想定する)
第3章 行動を変える(「1ページメモ」で頭を整理する;他人の成功体験を徹底的にマネする;「量」より「質」の時間管理;ボスマネジメントをする)
著者等紹介
杉浦里多[スギウラリタ]
株式会社DELICE(デリィス)代表。LVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)グループなどで宣伝広報マネージャーを務めた後、P&Gジャパンに入社。マーケティング部でSK‐2、パンパース、ブラウンジレットなど多くのブランドのコミュニケーション戦略全体に携わる。マックスファクターのブランド再起に尽力し、売り上げ増に貢献したことなどが評価され、最優秀社員賞(Recognition Share)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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モモのすけ
4
この徹底した目的指向は見習わねば。「『目的』がすべて、です。本当に徹底されているので、プロジェクトがスタートするとき『目的は?』、上司に相談するとき『目的は? あなたは私に何を期待しているの?』、会議が始まるときは全体唱和のように『この会議の目的は?何がアウトプット?』、と、何をするにも目的の確認が入ります」2013/02/26
Ruka Takahashi
3
使う言葉を変える→考え方が変わる→行動が変わる、といった流れで構成されています。ポジティブな言葉を使う、顧客志向、万が一を想定する、など特別P&G式と言えないものも。しかしながら最終章に至っては、"メモ"の書き方にP&Gの独特さを感じました。他にも人の成功を真似する、量より質の時間管理、ボスマネジメント、などありましたが、どれも特別すごいというものではない。ただ、基本は徹底しているし、社内でのコミュニケーションも徹底しているという印象。この徹底さが肝なのかなと感じた。2013/11/24
骨ゆん
2
1枚に、思考決定に必要な情報をまとめるというのはとても有益だと思いました。何度か読ませてもらいました。知識の共有ありがとうございます。2019/11/18
Kato Maiko
2
全ての章が参考になるばかりで、自分の仕事に対する甘さ(プロフェッショナルのなさ)を感じることが多かった。著者は中途入社でP&Gに入られた方なので、客観的分析で解説されており、すぐ実践できることが多く参考になった。①目的と結論のハイライト ②背景情報 ③主文(提案、報告、重要メッセージ) ④根拠 ⑤検討事項や課題 ⑥今後取るべきアクション 2019/05/27
またゆき
2
人にお願いをするときのフォーマット、メモを取る(提案する)時のフォーマット グローバル企業だからこそ、いろいろなものがフォーマット化されているんだなというところ。2018/11/23