内容説明
なぜこの国は20年で失速したのか―今の危機の読み解く鍵は「絶頂期の日本」にあった。
目次
第1章 日本の黄金時代―八〇年代と村上春樹
第2章 底抜けに明るい「柔らかい個人主義」
第3章 反日のはじまりと言論統制
第4章 「同時代文化」の輝きとプラザ合意
第5章 左翼からサヨクへ
第6章 八〇年代後半の日本に空いた大きな暗い穴
第7章 昭和の終わりと日本の黄金時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saboten
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村上春樹をあまり読んでいないので。。印象論。という感想。2013/05/07
1_k
0
全体的に印象論と内輪ネタでうめつくされており、ちょっと論旨も怪しく、評論として質は低い。評論風のエッセイとして読んだほうがいいかもしれない。笠井潔先生バリの、しっかりしたバックボーンと明確で一貫性のある論旨を期待していたのだが。2012/07/18
YUSUKE
0
私が、当時中学生だった頃、世の中でどんなことが起きていて、大人達がどのように考えていたのかが良くわかった。30年以上たった今でも、根本的な部分は、そんなに変わっていない気がするが、snsで個人でも情報発信できる今のほうが、良くも悪くも浄化作用が働くようになった気がする。これもある意味とても恐ろしい事かも知れない。さて、どうなっていくものか…。2025/02/04