内容説明
「行列のできる法律相談所」「超タイムショック」「ボクらの時代」「生まれる。」「フリーター、家を買う。」などなど、ヒット番組を支える“調べる力”を初公開。
目次
プロローグ テレビ番組リサーチャーの仕事とは?
1章 脳内に「情報地図」を描く―集める前に「居場所」を作り、戦略を練る
2章 プロのネタ取りは五つのソースで!―書籍、新聞、雑誌、インターネット、対人取材で「網羅」→「分類」
3章 集めた資料を「情報」に変える―相手に伝わる「報告書」と、必勝「プレゼン」術
4章 仕事の質を上げる!情報に強くなる習慣術―あなたの情報力はたった一分の会話でわかる
エピローグ 情報は生きている
著者等紹介
喜多あおい[キタアオイ]
テレビ番組リサーチャー。テレビ番組制作会社・株式会社ジーワン取締役。同社調査部チーフリサーチャー。1964年神戸生まれ。大学卒業後、出版社勤務、新聞社での有料新聞記事データベース構築、作家秘書などを経て、94年よりテレビ番組リサーチャーの活動を開始。98年よりジーワンに参加し、現在に至る。情報バラエティからクイズ、ドキュメンタリー、ドラマまで、テレビ番組の企画・制作に必要なリサーチを行なう。テレビ番組以外でも、一般企業など広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kochanosuke
24
プロフェッショナルがその道のノウハウを教えてくれちゃう、という本。よく有りますね。そのテレビ番組リサーチャーという職業版。リサーチだけじゃなくプレゼンについても触れているだけあって、さすが目次だけですっごく読みたい気にさせる。この業界の人だと考えれば、案外と奇をてらわないまじめな内容と文章。付箋がいっぱいとなり参考になる箇所多し。でも読みものとしては少し物足りないかな。いや、そうでもないか。コラムの“寿命が縮む「ピンポン」「ブー」”は秀逸。2013/04/06
カッパ
19
【478】【◯】私は情報を集めることも苦手である。また、それを取捨選択することもおそらく苦手である。それでも情報を使いこなしていきていければと願うこともある。私がこの本を読みやろうと思ったことは。メモである。また、もうひとつは固有名詞を使うことである。色んなことに疑問をもち調べて深みをましていきたいと思った。2017/07/26
なかち
5
調べたことをどう活かすか意識する。リサーチの基本は網羅と分類。まずアホになって調べる。複数ソース主義。思わず感嘆詞が出るのが面白い情報。書籍、新聞、雑誌、インターネット、対人取材の順番でソースに当たる。お題に関わる書籍を大量に眺めて切り口を探す。漢字と熟語だけ拾って読む。略歴、目次、前書き、後書きを先に読む。新聞の特徴は即時性と一覧性。『雑誌新聞総かたろぐ』で専門誌を探す。言葉を特定しすぎずに検索する。求める記事を検索するコツは頭の中で架空の記事を思い浮かべてみる。なのに掛け算。2012/05/08
ほじゅどー
5
リサーチは、まずは網羅、そして分類。5つの基本ソースは、①書籍、②新聞、③雑誌、④インターネット、⑤対人取材の順番で。あと、出典は必ず明記することね。2012/01/19
つづる
5
脚注の内容まで情報術がいきとどいており全てが有意義な内容で「さすがプロだな」と思いました。 内容とまったく関係ありませんが 本書は読メ記録100冊目に当たり それにふさわしいと思える内容でもありました。 ホントよかったです。2011/09/07
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