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あなたは子どもに何を伝え残しますか

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396611439
  • NDC分類 379.9

出版社内容情報

憲政の神様・尾崎行雄の娘にして明治、大正、昭和、平成を生きる「日本の母」が
揺れまどう現代の親たちに贈る父の「教え」と母の「しつけ」

中曽根康弘氏、小山内美江子氏推薦

あなたは「教え」と「しつけ」をどうしていますか?
●なぜ「おまえはまだ子どもだから」と言ってはいけないのか
●子どもが質問してきたときに、あなたはまず何と答えていますか
●夫と妻の意見の食い違いは、子どもにどんな影響を及ぼすのか
●「しつけ」のつもりが、なぜ「虐待」になってしまうのか
●ことさら説明しなくても伝わる「無言の教え」とは?
●子どもが「ありがとう」、「ごめんなさい」と言えない理由はどこにあるのか
●子どもを信じてあげられるだけの覚悟を、どうすれば持てるか

「日本の母」の教えが生かされるとき  中曽根康弘
 今から五〇年以上も前、相馬雪香さんがスイスで行なったスピーチを、私は忘れることができない。「日本を国際社会に復帰させ、真の世界平和を擁立しよう」との考えに基づき、世界規模で平和を語る会が催され、私も若き国会議員の一人として参加した。まだサンフランシスコ講和条約が結ばれていないころである。このとき相馬さんは、みごとな英語で「日本は世界に尊敬される道義国家を目指して復興に邁進する」と演説し、堂々と日本人の心意気を示した。まさにご尊父・尾崎行雄翁譲りであった。
 そのご尊父と国会で席を並べた議員も、今では私だけとなったが、相馬さんは終始一貫して「世界の中の日本」を見つめ、「世界から尊敬される日本」に尽力されてきた。したがって相馬さんは、いわば「日本の母」である。大いなる母の教育論は、今こそ日本人が求めてやまないものだろう。

「大先輩」が与えてくれる、知恵と力
 脚本家 JHP・学校をつくる会代表理事 小山内(おさない)美江子
 全国の書店に溢れる育児書、その棚の前であれこれと迷う若い父親と母親の姿を見かけますが、私は相馬雪香先生のこの新刊書ほど過激で、愛に満ちた親と子の書と出会ったことはありません。
 その過激さはまさに爽快の一言に尽きます。
 明治が終わろうとする時に誕生、大正、昭和、平成の世を常に学び実践される背筋の伸びたお姿を、女性の大先達として仰ぎ、海外ボランティアにもお教えを乞うてきましたが、お答えはいつもゆるぎなく明快でいらっしゃることが、本書を拝読して改めて納得し、喝を入れて頂いた思いです。
 それは先生が御両親から生きる姿勢を伝えられ、お子様に確かに伝えられたことを通し、私の胸にも真っ直ぐに伝わったからです。
 本当に愛していれば、伝える言葉は時に過激でよいのですね。時にはなりふり構わず伝える。その骨太な教育こそが逞しい次代を創って行くために必要なのだと思いました。

【著者紹介】
1912年(明治45年)1月26日、東京・品川に生まれる。「憲政の神様」と称えられる尾崎行雄の三女。1931年(昭和6年)、女子学習院卒業。翌年、ロンドン大学入学資格取得。父とともに欧米をまわり、通訳として活躍。四児の母となり、戦後は父母から受け継いだ教えを自らの子に伝えつつ、日本と世界各国との相互理解、友好親善活動に取り組む。1979年(昭和54年)には「インドシナ難民を助ける会」(現「難民を助ける会」)を結成し、会長に就任。現在、尾崎行雄記念財団副会長、日韓女性親善協会会長、国際MRA日本協会名誉会長。