内容説明
“目から鱗”の井沢史観が解き明かす、森さんでも総理になれた日本という国の謎。
目次
序章 なぜ、歴史家は素朴な疑問に答えてくれないのか?(世界の常識が通用しない国、日本;私は答えられる。なぜか? ほか)
第1章 「総理大臣」の驚くべき実体(森総理を例として考える;幕末の混乱期、新しい将軍は十三歳の少年だった ほか)
第2章 なぜ、日本の権力者には権力がないのか?(リーダー不適格を証明した加藤紘一氏;加藤氏には、総理に就く正当な権利があった ほか)
第3章 「日本的システム」のルーツと限界(「和」のルーツを神話にたどる;国譲り神話の不思議 ほか)
結論 今こそ実力あるリーダーを!(日本人の民主主義に対する誤解;民主主義とは本来「交代可能な独裁」制 ほか)
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
昭和29年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒後、TBSに入局。在局中の昭和55年に『猿丸幻視行』で江戸川乱歩賞を受賞。歴史推理作家として活躍する一方で、日本史と日本人の謎に鋭く迫る独自の史観に基づく著作を多数発表。言論界に大きな波紋を呼ぶ。著書に、『逆説の日本史』(小学館)、『言霊I・II』『穢れと茶碗』『日本を殺す気か!』(とも祥伝社)など
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