• ポイントキャンペーン

乗っ取られる大国・日本―「金」「土地」「先端技術」を吸い上げるアメリカの戦略

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396611200
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0036

内容説明

「IT革命」を主導するアメリカは、そのソフトのほとんどを押さえることで世界の情報覇権を握った。日本のeビジネスも、アメリカに牛耳られているに等しい。さらに、弱体化した日本企業の買収・合併を企てるアメリカ企業が目白押しであり、低金利の日本市場からは日本円・年間10兆円がアメリカに還流している。次世代コンピュータ、超電導、ロボット、代替エネルギーなど日本の先端技術は巧妙に盗み取られ、目を転じればODAやIMFへの出資は大盤振る舞いのままである。この状態を放置すれば、「たかられる日本」は「乗っ取られる日本」になってしまう―。

目次

序章 「第二の原子爆弾」と「日本再占領」―アメリカは「ITという兵器」で日本を支配しようとしている(「生かさず、殺さず」日本を操るための情報心理戦争;アメリカに危機意識が芽生えた日 ほか)
第1章 「たかり」から「日本乗っ取り」へ―すでに「金融」と「保険」は外国資本に奪われた(現在の「日本買収」は一〇年前の裏返し;ジャパン・マネーの猛威を物語る、ある世論調査 ほか)
第2章 狙われた日本の情報通信技術―NTT、次世代コンピュータ、暗号。「日本製」は徹底的に排除される(「規制緩和」という名のNTTへの外圧;アメリカが恐れた「光ファイバー技術」 ほか)
第3章 「資源」と「環境」の危険水域―超電導からロボットまで、日本の将来を握る先端技術に伸びる“魔手”(「共同研究」が仇となった「超電導」;つくば研究学園都市に招かれる“スパイ” ほか)
第4章 対価を要求すべき国々―「世界のキャッシュ・ディスペンサー」から一刻も早く脱却するために(なぜ日本政府は調査船問題に弱腰なのか;日本企業への未払い金は二〇兆円!それでも開き直る中国の論理 ほか)

著者等紹介

浜田和幸[ハマダカズユキ]
1953年、鳥取県生まれ。東京外国語大学中国科を卒業後、米国ジョージ・ワシントン大学大学院にて政治学博士号を修得。アメリカの国家政策にも影響を及ぼすシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」主任研究員を経て、帰国後、国際未来科学研究所を主宰。「技術と社会の未来予測」「国家と個人の安全保障」「長寿企業の戦略経営」などを専門に、執筆、公園、TV出演と多方面に活躍する。主な著書にベストセラーとなった『ヘッジファンド』(文春新書)をはじめ、『たかられる大国・日本』(祥伝社)、『サイバーテロ』(PHP研究所)、『2001-3000』(イースト・プレス)、『快人エジソン』(日経ビジネス人文庫)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まっさん

0
日本は金蔓です 戦争の負い目からかあるいは文化的なものかはっきりと物が言えず アメリカや中国などにいいようにお金をばらまいている 日本人は疎い2010/03/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/394910
  • ご注意事項

最近チェックした商品