丁寧なほど、おそろしい 「京ことば」の人間関係学

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396611163
  • NDC分類 818.62
  • Cコード C0095

内容説明

京都在住歴40余年の著者にして書けた「京都で安全に世渡りする法」。

目次

序章 恐怖の『ぶぶ漬け』伝説―ほんとうに京都ジンは、人が悪いのか
1章 京都ジンと「おつきあい」させていただく方法―一歩下がって、つかず離れず
2章 京のお店にキッチリ愛していただく法―断じて「お客さまは神さま」ではない
3章 なぜ京ことばは、日本一、イヤミなのか―丁寧で、へりくだるほど、おそろしい
4章 京ことばと大阪弁―同じ関西でも、似て非なるその世界
5章 京の女ことばに騙されないために―京おんなの「気ィ弱い」に要注意
6章 あえて贈る京都ジンへの提言―命知らずと知りつつも、あえて一言
終章 京都ほど生きやすいところはない―わたる世間に、オニはない

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

oldman獺祭魚翁

39
図書館本 京都人の本質を突いた良本でした。京都人の丁寧で謙虚な話し方が実は深い意味が隠されている事。京都人の個人主義やプライドの高さなどが見事に画かれています。 また、京ことばの表現もお見事です。両親共京都人だった僕はテレビドラマなどで話される京都弁のイントネーションが微妙に違うのが気になって(最近はかなり良くなりましたが…)仕方なかったのですが、この本では声に出して読みたいくらい見事に表されて居ます。「京都嫌い」よりずっとましな本です。2017/10/01

あき

3
うーん 京都好きだけど、住みたくはないな。恐ろし、恐ろし。2022/09/22

1
住む前に読みたかった。京都で、どっぷり京都の大人マナーを叩き込まれた身としては、その後、他府県で働く際に戸惑った。京都人は意地悪なんじゃない。迷惑をかけないように他人を尊重しているだけだ。と思う。とりあえず。しかし、やっぱり『なんなと好きにしはったらよろしやん。』な面も否めない。つまりは、粋なのだ。 2012/12/22

ともあきほ

1
やはり京都は住むには難しい所なのか? 2003/06/01

1
堪忍しとくりゃす!2012/04/24

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