「ほどほど」の効用―安心録

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「ほどほど」の効用―安心録

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396610951
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

失敗してもいい 言い訳してもいい さぼってもいい ベストでなくてもいい息切れしない<つきあい方>の処方箋。「人間は、どこでも、生きている限り、他人から文句を言われると、つべこべ自己弁護をするようになっているのだろう。時には見え透いた嘘をついても自分の責任を逃れようとする。嘘はその瞬間の厳しさを逃れるためだし、さぼるのは何とか息切れせずに生涯を終えるためである。その卑怯さを自分にも他人にも許さないと、最終的に生きていけない。『ほどほど』とは、それがかなりうまく行った場合の、むしろ褒め言葉だと思う。卑怯さも、バランス感覚も、諦めも、思い上がりも、謙虚さも、すべて中庸を得ていないと、『ほどほど』にはならない」(著者まえがきより) (祥伝社販売課飯島オススメの一冊)何事もほどほどが肝要です

内容説明

失敗してもいい、言い訳してもいい、さぼってもいい、ベストでなくてもいい、息切れしない“生き方”。人と、そして自分と向き合う勇気が出てくる。

目次

1 誰もが「自分」の主人公になれる
2 「ほどほど」に生きる知恵
3 「逃げたい」と思ったときにできること
4 余力を「残す」生き方のすすめ
5 人生は計画通りにいかないから面白い
6 自由な人生、不自由な人生とは
7 「最悪」とのつきあいかた
8 潔く生きるということ
9 ほんとうの愛が現われるとき
10 どうすれば自分の「生」に自信が持てるか
11 美醜・年齢を越えて自分らしく生きるために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

PPP

2
★★★★☆:曽野綾子氏 10冊目となる。立ち止まったとき、振り返ったとき、思い悩んだとき、私にとっての〝行くべき道のヒント〟をくれる。ときに厳しく…、ときに温かく…。バカ真面目になり過ぎず、複雑に考え過ぎず、《 永遠の迷い、永遠の歯切れの悪さ、永遠の卑怯さと弱さ、の自覚が必要欠くべからざるものだ 》今年は〝いい加減〟に行こう。2017/01/07

148cm

0
曽野綾子氏の著書を読むといつも、自分にない価値観や視点にふれることができ、目のさめるような思いをする。 今回はとりわけ、『不公平もときとして是とする』こと、『努力や向上心を必ずしも善と決めつけない』こと――といった、生きていく上で必要なある種の知恵が印象に残った。2017/10/04

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