果断、寡黙にして情あり―最後の連合艦隊司令長官 小沢治三郎の生涯

果断、寡黙にして情あり―最後の連合艦隊司令長官 小沢治三郎の生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396610531
  • NDC分類 289
  • Cコード C0095

内容説明

戦後50年、いま活かすべき名提督の決断力と人間味。ベストセラー『最後の海運大将,井上成美』の著者が、想を新たにして放つ、渾身の書下ろし。

目次

序章 戦おわりても同じ志のもとに―戦争責任を自らに課す陸海軍のリーダー
第1章 過ちを改むるに憚ること勿かれ―人生の転機となった、戦場から届いた一通のお手紙
第2章 軍人として夢かぎりなく―兵学校を卒え、海運少尉・小沢治三郎の誕生
第3章 男の夢、男のロマン―洋上決戦のカギを握る「水雷屋」を志して
第4章 「三面」を持つ男―人心をつかむ「謹直」「鋭利」「快活」な生き方
第5章 戦は人格である―戦闘場面で活かす、指揮官のための三つの戦策
第6章 歴史の流れをつかむ―司令官室で雑誌『中央公論』を読む理由
第7章 暗号指令「西の風晴れ」―ついに、アメリカとの戦争に突人
第8章 名将は名将の心を知る―陸海両軍の心を結びつけた小沢治三郎の英断
第9章 やがて、あと追う我なるぞ―国民的英雄だった山本連合艦隊司令長官の死
第10章 最後の連合艦隊司令長官―歴史の幕引は、どう行なわれるのか
終章 戦争の罪とつぐない―果断、寡黙な生き方は何を遺したのか