内容説明
はたして平和な農耕民だったのか?定説を覆す山口県土井ヶ浜遺跡の300体。15本の矢を射られた呪術師、首を切り落とされた男、大腿骨を切られた人骨等、戦いと宗教のルーツが判明。
目次
序章 海を見つめて眠る弥生人―出土した300体が現代人に語りかけるもの
1章 日本人と弥生人の謎―われわれの起源は、どこにあるのか
2章 弥生人の故郷探し―なぜ、彼らは祖国を捨て、海へと乗り出したのか
3章 弥生人骨は語る―骨で判る「年齢」「性別」から「社会情勢」
4章 現代人の顔、弥生人の顔―なぜ、弥生時代に日本人の形質は変化したのか?
5章 激変する日本人の形質―形質人類学から予測する未来人の顔かたち




