内容説明
これはアメリカ絶対有利の「不平等制度」、日本の「国損」システムだ！農林水産業、医療・薬品、生産業、保険、知的財産…日本国民の知恵と汗の結晶が、一瞬にして崩壊する！
目次
第１章 「国損」を生み出すＴＰＰは、阻止しなければならない―このままでは、日本の農林水産業、地域経済、医療、薬品、保険、製造業、知的財産がズタズタになる（ＴＰＰはこの国を壊す（ＴＰＰ阻止国民会議代表世話人原中勝征（前日本医師会会長））
ＴＰＰの内容が戦略特区ではじまった（ＴＰＰ阻止国民会議副代表世話人山田正彦（元農林水産大臣） ほか））
第２章 ＴＰＰが日本にもたらす弊害、そして、交渉の現状―シンガポール閣僚会議で明らかになったこと…アメリカの目指すシステムは、このままでは日本の「国損」を生む（２０１４年２月のシンガポールＴＰＰ閣僚会合を超えて（ＴＰＰ阻止国民会議事務局長首藤信彦（前衆議院議員））
首相はオバマ大統領に農産物重要５品目の関税維持を明言せよ（東洋大学名誉教授・日本農業研究所客員研究員服部信司） ほか）
第３章 ＴＰＰは日本を台無しにする！「現場からのレポート」―農林水産業、医療・薬品、知的財産、自動車産業、法律…日本が築き上げてきた優れたフレームの危機（医療・医薬品問題；知的財産問題（サンヤ・レイド・スミス（弁護士・環境ＮＧＯアドバイザー兼上級研究員）） ほか）
第４章 アメリカはＴＰＰで世界をどう変えてしまうのか―危機にさらされるマレーシア、韓国の現状と対応、そしてアメリカの目論み（真っ先に異議を唱えたマレーシアの現状（ＴＰＰ阻止国民会議事務局長首藤信彦（前衆議院議員））
ＴＰＰはわれわれの国益にはならない（イブラヒム・アンワル（マレーシア野党リーダー）） ほか）
第５章 ＴＰＰを絶対阻止！危機に瀕する国内各地の声―アメリカのゴリ押しは許さない！北海道、山形、沖縄からの緊急レポート（北海道は日本の食を守る（徳永エリ（参議院議員））
山形県におけるＴＰＰ阻止に向けた県民運動（舟山康江（前参議院議員・元農林水産大臣政務官）） ほか）
著者等紹介
原中勝征［ハラナカカツユキ］
１９４０年、福島県浪江町生まれ。１９６６年、日本大学医学部卒業。日本大学助教授、東京大学医科学研究所内科医局長を経て、１９９０年、東京大学助教授。１９９１年、杏仁会大圃病院理事長・院長。１９９３年、社会福祉法人筑圃苑理事長。２００４年、茨城県医師会会長。２０１２年、第１８代日本医師会会長。現在、『ＴＰＰ阻止国民会議』代表世話人（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
