内容説明
タイ人言語学博士がよみとく日本人のおつきあい&マナーのナゾ。
目次
第1章 ホメテクの罠
第2章 誘い方にもお国柄
第3章 摩訶不思議?驚きの断りテク
第4章 お礼にも大小ありまして…
第5章 似て非なるマナー
第6章 察するは忍者のごとき?
第7章 謝罪の流儀
第8章 結婚式はコミュ力集大成
第9章 国際結婚は異文化コミュニケーション
第10章 災害時の乗り越え方
第11章 バンコク捕物帳
著者等紹介
スニサー・ウィッタヤーパンヤーノン[スニサーウィッタヤーパンヤーノン][Sunisa Wittayapanyanon]
タイ出身。言語学博士(慶應義塾大学)。現在、東京外国語大学・非常勤講師を務めるほか、理想のタイ語教育法の実践のため、タイ語教室「タイランゲージアカデミー」校長となる。翻訳、タイ語関連教材などの執筆も手掛ける
樋口かおる[ヒグチカオル]
静岡県出身。グラフィックデザイナー、デザイン事務所konekonote代表。夫は落語家の笑福亭羽光(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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spatz
15
タイ人からみた日本人の不思議。漫画形式でさらりと。んー特に目から鱗はないかな、異文化交流の色々は山ほど色々あるよね。例。謙譲語は日本独特でやはり難しい。日本語の文末を省略するのが混乱「その日子供あずけられなくて…」日本人なら、行けなくてごめん、が略されてるな、と察する。しかし「日を変えて欲しいor子連れで参加します」がくるかもしれないじゃない?と外国人は思う。省略、伏線、阿吽の呼吸、言わぬが花。。日本人でもなかなか難しいよね。察する、てのが得意な日本人は、だから他人の話をさえぎる!と思われがちらしい。2017/04/29
まつじん
3
ま、ワシもコミュ力ないからね。2019/08/24
にぼし
1
コミュニケーションの仕方はいろいろあって、自文化とちがうところでは合わせる必要もあると思います。でも違うから駄目なのではなくて理解することが大事。自分が当たり前と思ってることがそうでなかったり逆もまたあり、だけどそれはそれでいいんじゃないかなと思いました。2013/02/17
NOJI
0
タイの人、確かにあったかいな2017/09/09
Ko
0
タイ人からみた日本人の不思議なコミュニケーションテクニックについての本。 自分自身、日本人の一般的なコミュニケーションテクニックが下手なので勉強になった。 否定型での質問によるお誘い。 ~行きませんか? このフレーズは日本語慣れてない人には、誘ってるのか、行かないって宣言しているのかわからないらしい。 日本人が読んでも日本人のコミュニケーションについて再発見があると思う。