内容説明
総費用約２７０万円で夢が叶う！トパーズ号で１７ヵ国を歴訪。諸費用、衣類、携行品から船内生活、寄港地の体験まで、船旅のコツ、注意点を克明に！作家が描いたささやかな冒険紀行。
目次
これぞ男のロマンと冒険
一番弟子はギリシャ青年画家
ベトナムとスリランカで村にホームステイ
インド洋からスエズ運河へ
アテネ・オリンピックと地中海クルーズ
ロンドン、美しい未亡人との一夜
ベルゲン、フィヨルド遊覧、北アイルランド
大西洋横断、トパーズ村の人間模様
おお、自由の女神、グランドゼロのニューヨーク
ガラパゴス諸島クルーズ
コロンビア、パナマ運河、グアテマラ
アメリカ西海岸沖で映画を作る
大荒れの太平洋横断一六日間
著者等紹介
佐江衆一［サエシュウイチ］
１９３４年東京生まれ。丸善、ナショナル宣伝研究所を経て、作家生活に入る。芥川賞候補５回、新潮社同人雑誌賞、新田次郎文学賞、ドゥマゴ文学賞、中山義秀文学賞など受賞。また９６年まで東海学園短期大学客員教授を務める
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感想・レビュー
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ぶんこ
2
ピースボートというと、私は主義主張を強く持った人々が、声を大にして闘うイメージだったので、目からうろこの驚きでした。飛鳥の半分以下の予算で、世界一周の船旅が出来るのでした。船旅の楽しみの一つに、船内での無料の各種イベント、講座がありますが、乗客の誰もが自分のやりたい自主企画を立てて申し込めば、場所と時間をとれるシステムがあり、佐江さんは剣道と日本古武道の護身術をされるので、希望者に教えることが出来ました。
Happy
1
ピースボート、数年前から気になっていていつかは乗りたいと思っていたので読んでみた。作家らしく簡潔だがわかりやすい文章で楽しさや船酔いの苦しみが伝わってくる。オプショナルツアーも興味深かった。私はボランティアとして乗りたいと思っているのでその辺の情報も欲しかったかな。すえずもパナマも両方通ったなんてよいコースだな。奇しくも今年のピースボートもスエズ・パナマ両方通るみたいだけど、ひょっとして毎回両方通過してるのかしら？いきなり９８日間は無理っぽいので２～３回クルージングを経験してから挑戦してみよう。一人旅で！2013/01/06
ねええちゃんvol．2
1
★★★ 世界一周の船旅紀行。スエズ運河とパナマ運河を通ったんだー。将来、豪華客船に乗るときに読もう。持ち物や、3ヶ月間の過ごし方、オプショナルツアーなど。2011/09/12
Minori Sassa
0
行った国々の感想が述べられているだけではなく、きちんと歴史や文化についての解説が分かりやすく書いてある。 何より、やはり何か一芸を持っている人は海外では強いと感じる。私も彼のように何か秀でた物を持ちたい。2016/06/12
Lico
0
まず始めに思ったのが、あ～私も長期で海外を廻りたい！だった。もうバックパッカーは無理だけど、ピースボートなら年齢関係なく行けそうかな。ただひとつの場所での滞在時間が短いし、ちょっと窮屈そう。船酔いも心配。でも普段の生活では味わえない濃い3ヶ月だし、作者のようにいくつになっても前向きに何かに挑戦していたい。2014/11/19
