Ｂｏｏｎ最強列伝 「拳運」―強運ボクサー畑山隆則・自伝

畑山 隆則【著】

祥伝社（2001/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 231p／高さ 20cm
• 商品コード 9784396420239
• NDC分類 788.3
• Cコード C0075

出版社内容情報

俺には『拳運』がある！WBA世界スーパー・フェザー級＆ライト級、２階級制覇を成し遂げたチャンピオンの生き様、これが真実。畑山隆則の全て。「結局、強いヤツが勝つ」。＜内容＞ケンカ大将の無敗神話…。青森での番長兼特攻隊長時代、挫折と上京。プロデビュー、新人王からチャンピオンまでの軌跡。そして引退、芸能界入り。復活・返り咲き、坂本戦。家族のこと、これからのこと…。秘蔵写真満載の一冊。

内容説明

ケンカ大将の無敗神話…青森での番長兼特攻隊長時代、挫折と上京、プロデビュー、新人王からチャンピオンまでの軌跡、引退、復活、返り咲き、坂本戦、そして家族のこと、これからのこと…ＷＢＡ世界スーパー・フェザー級とライト級、２階級制覇を成し遂げたチャンピオンの生き様、これが真実。畑山隆則の全て。

目次

少年時代（ヒーローでガキ大将な小学生時代；番長で野球部のエースだった中学校時代；挫折と目覚めの１５才、旅立ちの１６才）
上京（上京、挫折、ひとつ目の出会い；新人王、もうひとつの出会い；快進撃！東洋太平洋チャンピオンに；“世界”へのステップ）
王者（“世界”に挑戦！失敗、再起、王座獲得！！；引退、復活、２階級制覇！炎の坂本戦；未来へ今できること今やるべきこと）
畑山隆則を知るための２３のキーワード（ＢＭＷ；深夜のスピン；ブランド・コレクション　ほか）
畑山隆則・全試合データ（１９９３年～２０００年）

著者等紹介

畑山隆則［ハタケヤマタカノリ］
１９７５年７月２８日生まれ。青森県出身。身長１７３ｃｍ。Ａ型。青森山田高校中退後上京。’９３年６月プロデビュー。同年１２月東日本Ｊ・ライト（現スーパー・フェザー、以下同様）級新人王獲得。’９４年Ｊ・ライト級全日本新人王、’９６年３月には１１試合連続ＫＯ勝ちで東洋太平洋Ｊ・ライト級王者、’９８年３月日本Ｊ・ライト級王者に就く。同年９月、ＷＢＡ世界スーパーフェザー級王者、崔龍洙に挑戦。結果判定勝利で王座獲得。’９９年６月に現役を引退し、ジムのトレーナーの傍ら、芸能界にて活躍。同年１２月に復帰。’００年６月にＷＢＡ世界ライト級王者、ヒルベルト・セラノをＫＯで下しチャンピオンとなる。２階級制覇を達成したのは日本人としては４人目。’００年１０月１１日には坂本博之と対戦し、鮮やかなＫＯ勝ちで初防衛成功。次の防衛戦は２００１年２月１７日、両国国技館にて。対戦相手はリック吉村（ＴＢＳ系独占中継）。２００１年４月には青森大学経営学部・産業学科に入学する。通算成績２７戦２４勝（１９ＫＯ）１敗２分。横浜光ジム所属。（２００１年１月現在）
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感想・レビュー

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[もとむ]

この直前に児童養護施設出身の元プロボクサー、坂本博之の本を読んだので、その坂本の対戦相手でもあった、元WBA世界スーパーフェザー＆ライト級王者（2回級制覇！）の畑山隆則の本も読みたくなって、彼の現役時代の一冊を。坂本も好きだけど、正直それ以上に畑山は好きだったから、当時何度も読んで、今回20年ぶりくらいに読んだかなあ。でもやっぱり面白かったです。坂本戦が終わった直後くらいに出版されたものだけど、やっぱり坂本選手のことはリスペクトしてるのも伝わる。2人とも努力家、強靭なハートの持ち主であることがよくわかる。

2025/05/08

[kera1019]

この間、NHKでやってた畑山vs坂本戦の「ヒーローたちの名勝負」という番組を見たけどやっぱり、世界チャンピオンになる人は違うなぁ… 以前、百田尚樹さんの『「黄金のバンタム」を破った男 』でファイティング原田さんの事を読んだけど、全然タイプが違うけど、負けた時のボクサーの気持ちは俺なんかには計り知れへんのやろなぁ。そこを乗り越えて次の試合に結果を出すってすごいなぁ。

2013/11/27

[宮本摩月]

幼少時からリック吉村戦を控える時点までを綴った自伝だが、軽い文章で書かれていてノリとしてはタレント本に近い。 タレント本とは言ったが、清原和博への言及や、当事者目線で語られる坂本博之戦など興味深い箇所もあり読む値打ちはある。

2019/11/19

[ﾋﾛｼｽﾍﾟｼｬﾙ]

やはり強い人は初めから強い。もちろん想像もつかないくらい努力してるでしょうが、それ以上に素質も必要なんだろう。

2014/02/17