祥伝社文庫<br> 新本所おけら長屋〈4〉

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祥伝社文庫
新本所おけら長屋〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396351533
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

“おけら”を読んで、笑福開運!
老夫婦の絆、商人の心得、若武者の恋、男の友情。
涙と笑いの四編を収録!

山三という元左官職の様子がおかしい。腕は良かったが融通の利かない職人気質で、口より先に手が出る。言葉足らずで古女房にはにべもない。おけら長屋の万造と松吉が後を尾けると、山三は年若い女の家へ――不器用な男の隠し事を探る「こいぶみ」、三匹の子猫が旅籠を救う「ものずき」、少年少女の恋を描いた「わかのは」、侠客同士の友情譚「ぶっかけ」の四編を収録。


【目次】

内容説明

山三という元左官職の様子がおかしい。腕は良かったが融通の利かない職人気質で、口より先に手が出る。言葉足らずで古女房にはにべもない。おけら長屋の万造と松吉が後を尾けると、山三は年若い女の家へ―不器用な男の隠し事を探る「こいぶみ」、三匹の子猫が旅籠を救う「ものずき」、少年少女の恋を描いた「わかのは」、侠客同士の友情譚「ぶっかけ」の四編を収録。

著者等紹介

畠山健二[ハタケヤマケンジ]
1957年生まれ。墨田区育ち。演芸の台本執筆や演出、雑誌のコラム連載やものかき塾講師を務め、2012年『スプラッシュマンション』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんたろー

116
最新刊は4つの人情噺…八五郎の先輩職人・山三の無骨な生き方を描いた『こいぶみ』、三匹の捨て猫で一儲けを企む万松『ものずき』、鉄斎の道場に入門した少年と少女の話『わかのは』、万造が恩のある侠客・弥五郎の依頼で人探しをする『ぶっかけ』。本巻は笑いが時折ちょこっと挟まれるが(「猫に小判」は私としてはツボだった)、胸が熱くなる人情が濃い目に描かれている。そして、4話共に長屋の面々の粋な振る舞いと、ゲストの人々の不器用ながら真っ当に生きようとする姿に胸が熱くなった。特に『こいぶみ』最後の手紙は定番ながら泣かされた。2025/12/28

ぶち

88
松吉が飼っていた猫の"みーちゃん"のことが心配だったのですが、久々に登場してきました!! あっ、でも、いきなりのみーちゃんのお通夜の場面です。これには驚くやら、残念やら… みーちゃんのことを寂しく思い出している間もなく、新たに3頭の子猫が登場!! この子猫たちで儲けようという万松コンビのたくらみに笑ってしまいました。 他のお話は、泣かされるものばかり。久しぶりに読書で号泣させてもらいました。2025/12/08

タイ子

86
シリーズ第4弾。今作は人情噺が多くて笑うというより胸アツの方が多かったかも。笑うと泣くって心のどこかで繋がっているんだな。おけら長屋のお馴染みのメンバーが栄屋でお酒を吞みながらワイワイやってるうちに腰を上げてしまう出来事が向こうからやってくる。だって、万松の二人は営業に行くなんて七面倒くさいことしないもの。仕事はいつも向こうからやってくる。八五郎と昔の兄弟子の話。亀吉が拾ってきた子猫の話。鉄斎先生の剣術道場の話。お満と万造が旅の途中で世話になった弥五郎との再会。今回も泣き笑いの人生、大いに楽しみました。2025/11/27

itica

66
シリーズ4。あまりの馬鹿馬鹿しさに呆れたり笑ったりの後に泣かされるこのシリーズ。人情味あふれるおけら長屋はやっぱり良いね。左官の八五郎の兄貴分の謎の行動を探る「こいぶみ」が好き。他3編も粋な計らいにグッと来た。お奉行様まで虜になってる?おけら長屋の面々には魅力がいっぱいだ。 2025/11/25

ぼっちゃん

54
新シリーズ第4弾。今回もどの作品も良かったが。引退した職人気質の元左官職の様子がおかしいのでおけら長屋の人たちが探る「こいぶみ」。叔父貴を殺し逃げている代貸をけじめをつけるため探す「ぶっかけ」が特に良かったかな。2025/11/23

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