祥伝社文庫<br> 泊日文のおひとりさまノート

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祥伝社文庫
泊日文のおひとりさまノート

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396351144
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

一人だけど、独りじゃない
36歳独身女性・泊日文の再出発を描く、希望に満ちた物語。
「キッチン常夜灯」の著者が贈る感動作

「俺、結婚するんだ」36歳の泊日文は信頼する男友達・直人の告白に衝撃を受ける。誰にも頼らず生きていく決意をする日文だったが、電球が替えられず暗闇のお風呂ライフ、新しいお隣さんにおびえ全力疾走、熱が出ても体温計は行方不明と、生活は困難ばかり。そんな中、周りの人々との間に育まれていたつながりに気づいていき……。不器用な大人の成長を描く感動作。

内容説明

「俺、結婚するんだ」三十六歳の泊日文は信頼する男友達・直人の告白に衝撃を受ける。誰にも頼らず生きていく決意をする日文だったが、電球が替えられず暗闇のお風呂ライフ、新しいお隣さんにおびえ全力疾走、熱が出ても体温計は行方不明と、生活は困難ばかり。そんな中、周りの人々との間に育まれていたつながりに気づいていき…。不器用な大人の成長を描く感動作。

著者等紹介

長月天音[ナガツキアマネ]
1977年新潟県生まれ。飲食店勤務経験が長い。2018年『ほどなく、お別れです』で第十九回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

138
「おひとりさま」若くても高齢でもこのくくりがある。「それが何か?」だ!誰かの思惑の中でその言葉に縛られて生きて欲しくないなぁと思う。まぁ、我が愚息は意に介さずだろうけど(汗)どこにいても健康で自立して暮らしてくれたらそれでいいと母の私は思ってる。帰省の際は「何が食べたい?」問いつつも、あれこれと食べさせたいのは母の愛よ(笑)本作はイヤな奴は出て来ない。職場やご近所、離れている親とのこと・・少しずつ自分の心が解けて、関わり方が変化する日文(ひふみ)を優しく見ている自分がいた。2025/05/28

machi☺︎︎゛

78
友達が少ない泊日文は信頼できる唯一の男友達の結婚にショックを受けていた。しかも結婚後は北海道に移住するなんて。それから誰にも頼らず「おひとりさま」で生きていく覚悟をする日文だけど困りごとばかり起こる日常。だけど職場や地域に目を向けると意外と縦横のつながりがあり新たな人生の楽しみ方を見つけた日文。だけど故郷にいる両親のことは常に心にひかかっていて、考え出すと謎の焦燥感に襲われる。そんな日文が自分の本当の気持ちに気付き自分の為の自分だけの人生を見つけていく物語。時代にあった話だなと思った。2025/06/03

夜長月🌙@読書会10周年

54
「おひとりさま」小説。主人公はバリキャリとかではなく小さなチェーン店の飲食店で数人のスタッフと共に働いているアラフォーの女性です。一人暮らししていますので風邪をひくと大困りしたり、将来の親の介護の不安もあります。けれど、ネガティブでもなくキラキラでもなく、自然な流れに沿って生きていけるようになっていく様は共感が持てました。2025/05/12

Karl Heintz Schneider

35
長いこと戦友だと思っていた男友達から突然結婚するとの知らせを受け、これからはひとりで生きてゆくことを決意した37歳の日文。世間から見たらおひとりさまかもしれないけれど職場の仲間、常連さん、ご近所の人々などとの交流を通して決して孤独ではないことを再認識する。終盤では久々に里帰りした実家での母親のふるまいを見て飲食店である職場で自分が常に感じていることと同じということに気付く。美味しいものを食べさせて喜んでくれるのが嬉しいのはお客さんでも家族でも同じ。疎遠だった母親とのわだかまりが氷解した場面はハイライトだ。2025/06/03

mayu

25
ずっと側にいて多くの時間を一緒に過ごした頼れる男友達の突然の結婚。頼れる人がいなくなった30代の日文がおひとり様の困難を過ごす中で一人では生きていけないとおひとりさまノートを作り、繋がりを広げていく物語。うーん…何を伝えたいのかはわかるんだけど、同僚の金輪さんの方が魅力的だなと感じてしまった。結婚したら親も増えるから親の問題っておひとり様だけの問題じゃないよねとかちょっとモヤッてしまったりして。ただ飲食店で働く日文の飲食業界の描き方はリアルで、出てくる食事も美味しそうで長月さんらしさのある一冊だった。2025/04/17

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