出版社内容情報
その外科医は正義か、悪か――
肝移植手術の〝やりたがり屋〟
〝現代の切り裂きジャック〟と非難された孤高の外科医・鬼塚鋭示。
彼の目的は、名誉やエゴだったのか?
人間の尊厳を見つめる本格医療小説!
潮メディカルセンターに、肝臓・胆道・膵臓のエキスパート鬼塚鋭示医師が招聘された。これにより全国有数の脳死肝移植施設に認可された同院だったが、院内は真意の読めぬ鬼塚を巡ってぎくしゃくしていた。そんな折、同院初の脳死肝移植が行われることに。鬼塚は直前に六十代患者への移植を中止させ、中学生に移植した。成功を賞賛される一方、鬼塚にはある疑惑が――。
内容説明
潮メディカルセンターに、肝臓・胆道・膵臓のエキスパート鬼塚鋭示医師が招聘された。これにより全国有数の脳死肝移植施設に認可された同院だったが、院内は真意の読めぬ鬼塚を巡ってぎくしゃくしていた。そんな折、同院初の脳死肝移植が行われることに。鬼塚は直前に六十代患者への移植を中止させ、中学生に移植した。成功を賞賛される一方、鬼塚にはある疑惑が―。
著者等紹介
本城雅人[ホンジョウマサト]
1965年、神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社記者を経て、2009年『ノーバディノウズ』が松本清張賞候補となりデビュー。17年『ミッドナイト・ジャーナル』で吉川英治文学新人賞を受賞。18年『傍流の記者』で直木三十五賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
46
重たい内容でしたが、読み応えありました。2025/08/03
み
22
臓器移植絡みのお話し。脳死の場合…って箇所にチェックしてますが、母が存命のうちは、阻止されそう。考え方は、ヒトそれぞれですしね。ちと疲れた読後です。2025/07/20
ぶんぶん
3
冒頭に出てくる研修医の竹内は痛々しさ全開でしたがラストではいい台詞を。いい役もらえてますね。 それにしても肝臓…数値悪いだけに怖いなぁ…と改めて思ってしまいました。2025/05/10
minu tanu
2
常に自己研鑽を求められる医師はじめ医療関係者があって自分たちは生活出来ているんだと改めて思いました。2025/04/11
DD
2
面白かった。鬼塚の名前が取ってつけたような名前だなと思ったくらいであとは構成も量もよかった。鬼塚シリーズが始まってもよいかなと思う。 どのキャラクターも憎めないところがあり読後感がよい。2025/01/19
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