出版社内容情報
新宿を二分する勢力の抗争が激化した!
暴力団の顔となった高校恩師の西沖。
対峙した巡査坂下は、どこへ向かう?
人気警察サスペンス最新作書下ろし!
新宿を縄張りとする暴力団仁英会会長の今岡が、襲撃された。対立する嘉多山興業の仕業か。歌舞伎町花園神社裏の交番に勤務する巡査坂下浩介は、乱暴な捜査で左遷されてきた元刑事根室と現場に遭遇。仁英会幹部のひとりは、浩介の高校野球部を去った恩師西沖だった……。やがて抗争は激化し、二人は直接対峙することに。すべての真実を知った浩介が、明日、歩む道とは?
内容説明
新宿を縄張りとする暴力団仁英会会長の今岡が、襲撃された。対立する嘉多山興業の仕業か。歌舞伎町花園神社裏の交番に勤務する巡査坂下浩介は、乱暴な捜査で左遷されてきた元刑事根室と現場に遭遇。仁英会幹部のひとりは、浩介の高校野球部を去った恩師西沖だった…。やがて抗争は激化し、二人は直接対峙することに。すべての真実を知った浩介が、明日、歩む道とは?
著者等紹介
香納諒一[カノウリョウイチ]
1963年、横浜生まれ。92年に『時よ夜の海に瞑れ』で長編デビュー。99年には『幻の女』で日本推理作家協会賞を受賞し、正統派のハードボイルド、警察小説の書き手として第一線に立ち続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
76
シリーズ第4弾。新宿花園裏交番の巡査・坂下が今回も立ち向かう相手は新宿を縄張りにしている暴力団仁英会。新しく配属されてきた元刑事の根室。捜査で問題があり交番勤務になった男。やる気十分ではあるが、やり過ぎ感は否めない。組の抗争で街中で起こる銃撃戦。新宿署のビッグ・ママこと深町しのぶが何ともカッコいい。ヤクザなんて全て撲滅してしまえばいいと思うが本作のようにヤクザに密着しながら区域を守る警察官の立場を描かれると何だか複雑な気持ちになってしまう。坂下の高校野球の監督だった西沖と坂下のこれからの行く末を祈りたい。2024/10/06
チェス
5
シリーズラストです。面白かった。2025/04/14
ダリル
5
シリーズ④暴力団の対立に巻き込まれた坂下浩介。仁英会の幹部であり、恩師西沖の過去も明かになり・・浩介、新たな道を歩き出す。新宿花園裏交番はこれにて完結かな。2024/11/24
ざび
2
祥伝社文庫で読了。 新人君の軽いシリーズと思っていたが、超深刻。 シリアスな作品でした。 間が抜けているので、埋めないといけない。2024/12/17
めめぞう
1
★★★☆☆2025/02/14