出版社内容情報
じんわり温かい気持ちに包まれる、人情時代小説の傑作!
才気溢れる幼子の千に一つの縁を取り持つ
近頃、秋月栄三郎が教える手習い道場の外に、講話を覗く少年の姿がある。気になった栄三郎が後を尾けると、少年は持ち前の機転と明るさで町人に気に入られ、妹と二人、けなげに暮らす孤児だった。少年の聡明さに惚れ込んだ栄三郎は、ある取次の依頼を思い出す。これぞという子供が居れば紹介してほしいと切望していた男の名は――。数奇な巡り合わせを〝取次屋?が仲立ちする。
内容説明
近頃、秋月栄三郎が教える手習い道場の外に、講話を覗く少年の姿がある。気になった栄三郎が後を尾けると、少年は持ち前の機転と明るさで町人に気に入られ、妹と二人、けなげに暮らす孤児だった。少年の聡明さに惚れ込んだ栄三郎は、ある取次の依頼を思い出す。これぞという子供が居れば紹介してほしいと切望していた男の名は―。数奇な巡り合わせを“取次屋”が仲立ちする。
著者等紹介
岡本さとる[オカモトサトル]
1961年大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社九〇周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に、『浪華騒擾記』が入選。以後、演劇制作や舞台の脚本、『水戸黄門』等のテレビ脚本を数多く手掛けた。2010年、『取次屋栄三』(祥伝社文庫)でデビュー以来、二〇巻の大人気シリーズとなる。滋味深い人物描写にファンは多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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