祥伝社文庫<br> 恋大蛇―羽州ぼろ鳶組 幕間

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祥伝社文庫
恋大蛇―羽州ぼろ鳶組 幕間

  • 今村 翔吾【著】
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  • 祥伝社(2022/03発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396347994
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

恋と火事は、江戸の華。
咲かせたくもあり、咲かせたくもなし。
流人となった男、酒呑み火消、次代を担う若頭。
三人の脇役たちが織りなす、心ゆさぶる物語。

救えなかった命――猛火に包まれた幼子の悲鳴が聞こえる。炎への恐怖に萎む心と躰を麻痺させるため、今日も〝蟒蛇?野条弾馬は、酒を呷って火事場に臨む。京都常火消、淀藩火消組頭取に己を取り立ててくれた心優しき主君が逝った。「帝を、京を、そこに住まう人々を救え」今際の言葉を胸に刻んだ弾馬は……(「恋大蛇」)。
表題作の他二編を収録、シリーズ初の外伝的短編集。

内容説明

救えなかった命―猛火に包まれた幼子の悲鳴が聞こえる。炎への恐怖に萎む心と躰を麻痺させるため、今日も“蟒蛇”野条弾馬は、酒を呷って火事場に臨む。京都常火消、淀藩火消組頭取に己を取り立ててくれた心優しき主君が逝った。「帝を、京を、そこに住まう人々を救え」今際の言葉を胸に刻んだ弾馬は…(「恋大蛇」)。表題作の他二編を収録、シリーズ初の外伝的短編集。

著者等紹介

今村翔吾[イマムラショウゴ]
1984年、京都府生まれ。ダンスインストラクター、作曲家、埋蔵文化財調査員を経て、2017年、火消の活躍を描いた『羽州ぼろ鳶組』シリーズ第一作『火喰鳥』でデビュー。『童の神』が第一六〇回直木賞候補に。20年、『八本目の槍』で吉川英治文学新人賞を受賞。22年『塞王の楯』で第一六六回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

442
ついに最新作まで追いついてしまい、嬉しいような哀しいような、複雑な気持ち。シリーズ初の短編集にして、シーズン1と2の幕間。それぞれの話に先の匂わせがある。弾馬が好きなので、表題作も良かったが、意外な人物をメインで再登場させた『流転蜂』がかなり面白かった。『胡蝶蘭』ではあまり描かれなかった鮎川転の内面が、ここまでかというくらい男前で、ファン急増間違いなし。本編でのカムバックが楽しみ。ラストの『三羽鳶』も良い味出してはいる。この中では銀治が推し。しかし、若手は誰から誰までが一世代なのか、区分けに混乱してきた。2022/06/29

しんごろ

344
アイツは罪としっかり向き合い、再起を成し遂げるのか。その能力は皆が認めてる。弾馬は、火消仲間以上に心強い味方。弾馬はさらに凄い火消になること間違いない。黄金の世代の下もしっかり育っている。地味かもしれないが、その渋さは正にいぶし銀。銀波の世代とはよく言ったものだ。幕間とは言うが第二幕の伏線としか思えない。この幕間がぼろ鳶組シリーズの第二幕にどう繋がるのか。楽しみだ。今村翔吾よ、早く第二幕を読ませておくれ。源吾が火を喰らうなら、自分はぼろ鳶組を読んで読んで喰ってやるぜ!2022/03/30

旅するランナー

300
幕間をつなぐ3短編。でも、単なる場つなぎではありません。端役にスポットライトを当てて、静かな闘志を感じさせる、心にしみる作品になっています。火消の心意気がつながっていきます。物語の背景として、これまでのシリーズ作の話も出てきます。あの神回、鬼煙管も語られ、またしても涙ぐんでしまいます。すごいですね~。まさしく今村翔吾の時代といえり。ぼろ鳶シリーズに隙間なく、ますます天晴也!2022/06/10

海猫

269
シリーズ初の外伝的短編集。「流転蜂」「恋大蛇」「三羽鳶」の3編収録。本はいつもより少しだけ薄めだが、読んでみると各編趣向が違うし、どの話もドラマチック。出てくる男たちはカッコいい。ここぞという場面で決めに決めてくるので、もうたまりませんなあ。読み終わってみると、むしろ厚みを感じた。「羽州ぼろ鳶組」は、短編も切れる。ぼろ鳶組は直接は登場せす、登場人物らの会話の中でしか出てこない。とはいえ、後の大きなストーリーに繋がっていきそうな展開が多く、シーズン2への期待がとにかく高まる。早く本格始動した長編が読みたい。2022/04/20

のり

217
ぼろ鳶シリーズ初の3話からなる短編集。罪を償いながら、火消しとしての矜持を抱く「転」。炎への恐れを無にするために酒を呑みながら現場に立ち続ける「弾馬」を支えようとする「紗代」。この二人と「源吾」「深雪」夫婦の有り様が似ている。待たせる辛さより、必ず戻るという強さが生まれる。黄金の世代に比べ地味ながらも、その世代に憧れて火消しになった者達の確実な働き。市井の皆もそれはわかっている。間違いなく次の世代も安泰だ。「銀波の世代」。流石、文五郎の命名である。3話とも凄く良かった。2022/07/03

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