祥伝社文庫<br> 恋大蛇―羽州ぼろ鳶組 幕間

個数:
電子版価格
¥759
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

祥伝社文庫
恋大蛇―羽州ぼろ鳶組 幕間

  • 今村 翔吾【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 祥伝社(2022/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 12pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月29日 14時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396347994
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

恋と火事は、江戸の華。
咲かせたくもあり、咲かせたくもなし。
流人となった男、酒呑み火消、次代を担う若頭。
三人の脇役たちが織りなす、心ゆさぶる物語。

救えなかった命――猛火に包まれた幼子の悲鳴が聞こえる。炎への恐怖に萎む心と躰を麻痺させるため、今日も〝蟒蛇?野条弾馬は、酒を呷って火事場に臨む。京都常火消、淀藩火消組頭取に己を取り立ててくれた心優しき主君が逝った。「帝を、京を、そこに住まう人々を救え」今際の言葉を胸に刻んだ弾馬は……(「恋大蛇」)。
表題作の他二編を収録、シリーズ初の外伝的短編集。

内容説明

救えなかった命―猛火に包まれた幼子の悲鳴が聞こえる。炎への恐怖に萎む心と躰を麻痺させるため、今日も“蟒蛇”野条弾馬は、酒を呷って火事場に臨む。京都常火消、淀藩火消組頭取に己を取り立ててくれた心優しき主君が逝った。「帝を、京を、そこに住まう人々を救え」今際の言葉を胸に刻んだ弾馬は…(「恋大蛇」)。表題作の他二編を収録、シリーズ初の外伝的短編集。

著者等紹介

今村翔吾[イマムラショウゴ]
1984年、京都府生まれ。ダンスインストラクター、作曲家、埋蔵文化財調査員を経て、2017年、火消の活躍を描いた『羽州ぼろ鳶組』シリーズ第一作『火喰鳥』でデビュー。『童の神』が第一六〇回直木賞候補に。20年、『八本目の槍』で吉川英治文学新人賞を受賞。22年『塞王の楯』で第一六六回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

419
ついに最新作まで追いついてしまい、嬉しいような哀しいような、複雑な気持ち。シリーズ初の短編集にして、シーズン1と2の幕間。それぞれの話に先の匂わせがある。弾馬が好きなので、表題作も良かったが、意外な人物をメインで再登場させた『流転蜂』がかなり面白かった。『胡蝶蘭』ではあまり描かれなかった鮎川転の内面が、ここまでかというくらい男前で、ファン急増間違いなし。本編でのカムバックが楽しみ。ラストの『三羽鳶』も良い味出してはいる。この中では銀治が推し。しかし、若手は誰から誰までが一世代なのか、区分けに混乱してきた。2022/06/29

しんごろ

326
アイツは罪としっかり向き合い、再起を成し遂げるのか。その能力は皆が認めてる。弾馬は、火消仲間以上に心強い味方。弾馬はさらに凄い火消になること間違いない。黄金の世代の下もしっかり育っている。地味かもしれないが、その渋さは正にいぶし銀。銀波の世代とはよく言ったものだ。幕間とは言うが第二幕の伏線としか思えない。この幕間がぼろ鳶組シリーズの第二幕にどう繋がるのか。楽しみだ。今村翔吾よ、早く第二幕を読ませておくれ。源吾が火を喰らうなら、自分はぼろ鳶組を読んで読んで喰ってやるぜ!2022/03/30

旅するランナー

297
幕間をつなぐ3短編。でも、単なる場つなぎではありません。端役にスポットライトを当てて、静かな闘志を感じさせる、心にしみる作品になっています。火消の心意気がつながっていきます。物語の背景として、これまでのシリーズ作の話も出てきます。あの神回、鬼煙管も語られ、またしても涙ぐんでしまいます。すごいですね~。まさしく今村翔吾の時代といえり。ぼろ鳶シリーズに隙間なく、ますます天晴也!2022/06/10

ナルピーチ

272
ぼろ鳶シリーズ幕間。三話の物語で構成された外伝的な位置付けの短編集。一話目『流転蜂』と二話目の『恋大蛇』はともに恋愛模様を絡めた作風。どんなに燃え盛る炎も消してしまう頭達なのに、想い人に対する熱い恋心は燃え上がる一方。これはもう消化不可能ですね!三話目『三羽鳶』では“黄金世代”の陰に隠れている下の世代の頭たち3人が、謎の火災事件について調査をしていく。次代を担う頭たちを前に、黄金世代もウカウカしてる余裕はなさそうですね。さぁ、これで助走もついた。第二章の幕開けも目前か?!お願いしますよ。今村先生!2022/06/30

海猫

249
シリーズ初の外伝的短編集。「流転蜂」「恋大蛇」「三羽鳶」の3編収録。本はいつもより少しだけ薄めだが、読んでみると各編趣向が違うし、どの話もドラマチック。出てくる男たちはカッコいい。ここぞという場面で決めに決めてくるので、もうたまりませんなあ。読み終わってみると、むしろ厚みを感じた。「羽州ぼろ鳶組」は、短編も切れる。ぼろ鳶組は直接は登場せす、登場人物らの会話の中でしか出てこない。とはいえ、後の大きなストーリーに繋がっていきそうな展開が多く、シーズン2への期待がとにかく高まる。早く本格始動した長編が読みたい。2022/04/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19507908
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。