出版社内容情報
東京五輪の陰で密かに進行していた――日本、壊滅の危機!
警視庁外事課が、北朝鮮浸透工作員の摘発に動き出す!
六年前、北朝鮮工作員と目され、公安のSでもあった男、古三沢が糸魚川市内で自死を装って殺された。猪狩誠人が公安に移る契機ともなった事件だった。新潟県警の協力を得、再捜査を進める猪狩は、北工作員の新たな蠢動を嗅ぎつける。それは、五輪開催に固執する官邸を揺るがす衝撃の情報だった。さらに韓国を本拠とする新興宗教の影もちらつき、事態は混沌へと向かう!
内容説明
六年前、北朝鮮工作員と目され、公安のSでもあった男、古三沢が糸魚川市内で自死を装って殺された。猪狩誠人が公安に移る契機ともなった事件だった。新潟県警の協力を得、再捜査を進める猪狩は、北工作員の新たな蠢動を嗅ぎつける。それは、五輪開催に固執する官邸を揺るがす衝撃の情報だった。さらに韓国を本拠とする新興宗教の影もちらつき、事態は混沌へと向かう!
著者等紹介
森詠[モリエイ]
1941年生まれ。77年、『黒の機関』で作家デビュー。83年に『燃える波涛』で日本冒険小説協会大賞・感謝感激大長編賞を受賞。85年に『雨はいつまで降り続く』で直木賞候補、94年に『オサムの朝』で坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JILLmama
19
シリーズ4作目。あれ?今回の事件に絡む宗教って... 昨年発売された小説なので、あの宗教がまた話題になるとは予想してなかったはずだけど。原発の警備が手薄というところも今話題になってることだ。フィクションだけど、ちょっとホントの話もあるのだろう。次作も楽しみ。2022/08/11
なつりか
2
★★★⭐⭐2022/05/17
フウミズ
1
GOOD 96 2023/10/26
こいきんぐ
1
こんなもんかなって感じ。もう少し細かく書けばもっと複雑で面白くなりそう。2021/12/25
さるお
1
なんということだ。女性が重要な役割の展開にある意味ドキドキ。2021/12/12