内容説明
骨髄移植の取材で山梨を訪れた浅見光彦は、ドナーの誘拐事件に巻き込まれた。一方、砂金採りのイベントに参加していたIQ190の天地龍之介は、事故車から落下する死体を目撃。出火した車内は金色だった。別々の事件を追う二人は、甲斐の黄金王と呼ばれる名家に辿り着く。ところが、二人に殺人容疑が。埋蔵金伝説の地で連続して起きる悲劇の真相に、名探偵コンビが迫る。
著者等紹介
柄刀一[ツカトウハジメ]
1959年、北海道生まれ。公募アンソロジー「本格推理」への参加を経て、98年『3000年の密室』で長編デビュー。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ち~
30
大好きなシリーズの天地龍之介がアノ浅見光彦とコラボ!移植を受ける白血病の少女の取材で山梨県を訪れた光彦は、ドナーの誘拐事件に遭遇。同じく砂金採取のイベントで山梨県に来ていた龍之介一行は、車の転落事故に遭遇した。2つの事件は、武田信玄の家臣を先祖に持ち、ミダス王と呼ばれる富豪で結びつく。車の転落事故の不可思議な状況、ミダス王の隠し子騒動、五年前の失踪事件、埋蔵金の存在、密室殺人と、提示される謎は多い。そして何より、移植は無事に行われるのか?710ページを存分に堪能出来た。2020/12/24
coco夏ko10角
18
天地龍之介シリーズの未読作ということで手に。骨髄移植の取材で山梨を訪れた浅見光彦、砂金採りのイベントに参加中事故車から落下する死体を目撃した天地龍之介、そして事件が交錯し…。浅見光彦ってすごく有名だけど実は未読なんだよな…、人柄に好感もったしこれきっかけで読み始めてもいいかも。探偵二人が互いに信用してる感じがよかった。700ページ以上と厚かったけど、作中ではこれ半日くらいの出来事なんだよね(汗2023/07/11
ちえちゃん
8
浅見光彦ってよくテレビドラマになっているのに実は見たことがない。いい機会なので読んでみた。浅見光彦は著者のキャラクターではなくコラボ作品だそうで。リレー小説でないことに驚き。滑り出しは上々。歴史浪漫もある。でも長かった…。本書は1日で事件が解決しているのに何日もかかって読了…😅2021/09/26
まみりい
6
また浅見光彦の、新作が読めると思わなかったのですごく嬉しい 次作も出てるので楽しみ2021/04/15
火狐@二児の子育て奮闘中
6
長かった(笑)面白かったけど、お互いのらしさを出すためのエピソードあれに先を早く知りたいのにと、もどかしさを感じました。2021/02/03
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