内容説明
「人殺しの息子なんだ」父親の罪への畏怖と嘲りが高柳政文を蝕んだ。故郷を離れ、東京でキャバクラの経営者としてのし上がった高柳は、素朴で可憐なパン屋の娘充希と心通わすように。だが、結婚を約束し、幸せの絶頂にあるふたりを、覆面の男達が襲撃!誰が?何のために?息つく暇なく続く危機。高柳が黒幕を探ると、暗い真実に辿りつく。ロマン・ノワールの傑作!
著者等紹介
草凪優[クサナギユウ]
1967年、東京生まれ。日本大学芸術学部中退。シナリオライターを経て、2004年、『ふしだら天使』で官能小説家としてデビュー。10年、『どうしようもない恋の唄』(祥伝社文庫)で、『この官能文庫がすごい!』(宝島社)の大賞を受賞。18年、第一回『裏』八重洲本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Thinline
2
途中から凄まじいサイコキラー作品に変貌。充希の変貌ぶり(本性)に驚愕。快楽殺人者は自然の失敗作かはよくわからないな。2023/05/12
無添
1
父親の罪が俺を怪物にした。夜の街でのし上がった男に、次々と降りかかる火の粉。2020/11/24
shio
0
主人公とヒロインが、前半と後半でこれ程までに印象が違う本は珍しい!! 途中までは2人の幸せな未来を期待してましたが、だんだん雲行きが怪しいどころか大曇天になって来まして、え?そうなん??いやこっちの方がヤバイんかいっ?!と突っ込み所満載🤣 さらにグロシーンもしっかりあるときた!! あと、途中まぁまぁ生々しい&ちょっと独特な性描写があるのやけど、後から他の方のレビュー見たら、この作者さん官能小説家さんなんだとか☝️なるほど🤔 色んな意味ですごい小説でした、ヤバイ!! ★★★☆☆2021/12/22
砂浜やっほ
0
官能小説の旗手だけあって、この作品のようなサスペンスも重厚である。 結構グロテスクなシーンが多い。 終盤に官能描写みたいなのがあったけれど、巻末にあるとおり、 「悪の血」に継ぐ犯罪小説という括りで問題ないだろう。 主人公とヒロインは善人なわけではないけれど、 バイオレンスな作品が好きな人にはうってつけだ。2020/10/18
たくぞう
0
話が妙にねじれていく快感。エロを書ける人は書かないともったいないからね。2022/06/17
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