祥伝社文庫<br> 茨姫はたたかう (新装版)

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祥伝社文庫
茨姫はたたかう (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396346638
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

書店員の久住梨花子はストーカーの影に怯えていた。ひとり暮らしのアパートの郵便受けが荒らされ不気味な手紙が投函されたのだ。仕事でもトラブルが起きたある日、腰に激痛が走り動けなくなってしまう。運び込まれた接骨院での“身体の声を聞く”整体師・合田力の施術をきっかけに、梨花子は臆病な自分と向き合うようになる。迷える背中をそっと押す、整体ミステリーの傑作!

著者等紹介

近藤史恵[コンドウフミエ]
1969年、大阪市生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒。93年、『凍える島』で第四回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。2008年に『サクリファイス』で第十回大藪春彦賞を受賞。19年に『スーツケースの半分は』(祥伝社文庫)で第十三回エキナカ書店大賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

91
整体ミステリーなどという言葉を初めて聞いた。初版は平成12年とあり、本作はシリーズの二作目らしい。近藤史恵さんが過去にこんな本を出していたのを初めて知った。シリーズの途中から読んでしまったのだが、とても面白かった。ストーカー被害に悩む、主人公の書店員、久住梨花子。ある日、腰に激痛が走り、整体師、合田力のもとを訪ねる事となる。その出会いがきっかけで、梨花子は自分と改めて向き合う事となる。他の登場人物も絡み、ハートフルな作品に仕上がっていた。気に入ったので第一作の「カナリアは眠れない」を入手したい。2020/10/29

ひさか

58
2000年6月祥伝社ノン・ポシェット刊。整体師ミステリー2作目。2020年9月新装版として祥伝社文庫化。ストーカーを扱ったストーリー。前作の登場人物たちのその後も語られ、シリーズものの楽しみも大きい。今なら、スマホやSNSも大きな要素になるのだろうが、20年前ならではの展開が興味深い。ラストの犯人確保シーンでの仲間達の活躍は圧巻で爽快です。みんな誰が犯人か、わかってたんだねー。2020/11/05

hirune

57
生きていくのに世界は完全に守ってくれるわけではない。特に若い女性は生きづらいことも多いだろう。大人しく真面目に暮らしていても色々なことが降りかかってくる。だから自分の身体や心は極力自分で護る姿勢を見せて、尚且つ心を開いて周りに対すれば誰かが力を貸してくれる。大事なことですね😃2021/02/25

エドワード

48
現代の女性はおとぎ話のようには生きられない。王子様のキスを待ち続ける茨姫ではいられない。王子様はストーカーかもしれないのだ。キスする相手は自分で見つける。なんと力強いタイトルか。梅田の書店で働く優等生の梨花子を中心に、彼女の隣人、漫画家の早苗とホステスの礼子を横糸に、出版社勤務の小松崎と、彼の通う整体院の整体師・合田力たちを縦糸に描く女性の自立の物語。梨花子を脅かすストーカー紛いの事件の結末や如何に?小松崎と整体師の姉妹の複雑な関係も気になるところ。ミステリアス&ユーモラス、近藤史恵さん流の応援歌だ。2021/10/27

b☆h

46
合田先生シリーズ二作目。ストーカーにセクハラ、性被害を取り扱いながら今回も重苦しさはほとんどない。ある程度生きてると、王子様なんて幻想だってことはよく分かる。シンデレラや白雪姫の王子様への見方はとても斬新で驚いたけど、不思議と頷ける部分もある。人の感じ方って、本当に思い込みが強く作用してるんだなと、自省にもつながる台詞がいっぱいあった。こんな先生に診て欲しいと心底思う。どこに行けば見つかるんだろう…2023/02/19

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