内容説明
桃山時代。幼少のころは病弱で、道場に立ち入ることさえ禁じられていた岩見重太郎。小早川家の剣術指南役重左衛門の次男だったが、やがて、父をも超える才能が開花する。だが、藩の重役の娘を娶ったことから、運命は暗転した。父、兄、そして妹までもを卑劣な罠によって失い、仇を求め全国を行脚するが―。そこには、とてつもない試練とさらなる敵が待っていた!
著者等紹介
稲田和浩[イナダカズヒロ]
1960年東京都生まれ。大衆芸能脚本家、演芸評論家、ライター。自らは台本屋と称し、主に、落語、講談、浪曲、喜劇などの脚本、演出を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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