内容説明
「これは戦争だ!」爆弾、大型車による強襲、銃撃等、容赦ない攻撃を受け、公安警察の一班が壊滅。公安機動捜査隊の猪狩誠人には、人質奪還の特命が下る。猪狩と縁ある飯島舞衣警部補が拉致されたのだ。当該班の携わる事案は保秘とされ、情報は皆無。テロの目的は?官邸がひた隠す国家機密とは?猪狩らは手探りで捜査に挑むが、人質救出のタイムリミットが迫る!
著者等紹介
森詠[モリエイ]
1941年生まれ。71年、『黒い龍』で作家デビュー。83年に『燃える波涛』で第一回日本冒険小説協会大賞・感謝感激大長編賞を受賞。85年に『雨はいつまで降り続く』で直木賞候補、95年に『オサムの朝』で坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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JILLmama
23
シリーズ2作目。 公安ベテランの先輩とバディを組み、事件の真相に迫る。先輩バディ、凄い嫌な奴かと思いきや、めちゃくちゃいい先輩じゃない。 少々強引な解決だけど、スピード感あり一気読みでした。2020/10/10
茉莉花
22
爆弾や大型車による強襲、銃撃などの敵襲を受け13人の公安警察官が死亡する。さらには、公安捜査員である飯島舞衣警部補が拉致されてしまうのだ。公安機動捜査隊二班・猪狩誠人巡査部長は、真崎(警察庁警備局理事官)の命令により大沼彦次郎巡査部長と共に62時間以内に救出することになる。しかし、当該班の携わる事案は保秘とされ、情報は皆無…テロの目的とは?隠された保秘とは何なのか?2021/02/02
フランク
2
☆1.52020/08/13
ハニワ
0
公安刑事猪狩誠人シリーズ第二弾。国家がらみのスパイがらみ事件がサクサク進む。スピード感があり、一気読みできました。そして、同僚どうしのなごみのほっこり感&前作品と同じで、次回に続く余韻たっぷり残してのラストで終わる。長編シリーズ化めざしてるのかな〜でも続けて読んでいきたい作品です。2022/11/27
て
0
★★★★2021/08/29