内容説明
遊び人遠山金四郎のもとに嫁見習いとして押しかけてきた大身旗本の娘、けい。町人暮らしにも慣れてきた矢先、金四郎に借金の請人になったと告げられる。金を借りたのは“天ぷら”なる新しい料理を提供する店の主だった。返済の鍵は、天ぷらをいかにして流行らせるか―けいと金四郎は頭をひねるが、そこには二人をつけ狙う、巧妙な罠が仕掛けられていて…。
著者等紹介
神楽坂淳[カグラザカアツシ]
1966年、広島県生まれ。小説家として活動する傍ら、漫画原作者としても活躍している。2007年、『大正野球娘。』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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